藤本鉄石(ふじもと てっせき)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.藤本鉄石の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

藤本鉄石は、江戸時代末期に活動した書画家です。岡山藩に仕官しましたが脱藩し京都で伊藤花竹に書画を学びました。その後書画の修行のため諸国を遊歴します。初期は北宗画の作風でしたが、後に南宗画に転向。特に、山水画と花鳥画に優れており、保存状態の良いお品では200,000円近い値段で取引されることもあります。

このページの目次

2.掛け軸作家「藤本鉄石」についての概要

藤本鉄石は江戸時代末期に活動した書画家で、伊藤花竹に師事して書画を学んだ後、書画の修行のために諸国を周ります。始めは北宗画に近い画風でしたが、南宗画に転向します。特に山水画や花鳥画を得意としました。尊王攘夷派の志士としても活動しており、少年期の清河八郎や山岡鉄舟は藤本鉄石と接したことで大きな影響を受けたといいます。

3.掛け軸作家「藤本鉄石」の生い立ちや歴史

藤本鉄石は、1816年に備前国(岡山県)に生まれました。岡山藩に仕官しましたが、25歳で脱藩し京都へ赴き長沼流軍学や剣術を収めつつ、伊藤花竹に師事し書画を学びます。諸国を周り書画の修行をした後、京都伏見に私塾を開き武芸と学問を教えました。黒船来航後は尊王攘夷派の志士としても活動し1863年に薩摩藩の吉村寅太郎らと天誅組を組織。その総裁に就任します。同年、大和国(奈良県)で討幕の兵を挙げますが幕府軍に敗れ、藤本鉄石も48歳で戦死しました。

4.藤本鉄石の掛け軸作品の代表作一覧

  • 山水図巻(1828年)
  • 松下高士図(1856年)
  • 秋景山水図(1859年)
  • 菊花図(1860年)
  • 西園雅集図(1862年)

5.藤本鉄石の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

藤本鉄石の掛け軸査定のポイントとしては山水画か花鳥画かどうかが挙げられます。藤本鉄石が得意としていたジャンルで人気もいで高値がつく傾向があります。また、保存状態も重要であり、良好な保存状態であればさらに高値になる可能性があります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 山水画か花鳥画かどうか
  • 保存状態は良好か(目立つ汚れや破損、皺はないか)
  • 藤本鉄石の真筆かどうか(鑑定書で証明できるか)
  • 付属品はそろっているか
  • 署名や落款はあるか

6.藤本鉄石の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

藤本鉄石の真筆保証された掛け軸『風景・詞・双幅』という作品は、大きさが212cm×56.5cmの山水画で若干シミが多くあるでしたが、箱書きがっておりました。この作品は40,000円で落札されています。また『羅漢渡水図』は120cm×56.5cmで鑑賞に影響がない程度のシミがありますが、真筆保証済みで箱書きもそろっていたため180,000円で取引されています。

7.藤本鉄石の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

藤本鉄石は江戸末期に志士としての活躍に目が行きがちですが、書画でも優れた作品を残しています。真筆保証されていて保存状態が良好なお品だと200,000万円程度の根が付く可能性がございますので、藤本鉄石の掛け軸作品がお手元にあるというかたは一度査定に出すことをお勧めいたします。