藤原 佐理(ふじわらの すけまさ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.藤原 佐理の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

藤原佐理は、平安時代中期の公卿、能書家です。小野道風、藤原行成とともに三跡と称賛されました。王羲之や小野道風の書に影響を受けており、現存作品になかでもっとも有名なのが『詩懐紙』で、平安時代の詩懐紙として現存する唯一の貴重な作品として国宝に指定されています。そのほか『離洛帖』『恩命帖』などの消息もあります。

このページの目次

2.藤原 佐理の掛け軸作品についての概要

藤原佐理は三跡の一人で、特に草書で名をあげた人物です。佐理の筆跡を佐跡と言い、伊予大三島の大山祇神社、京都六波羅蜜寺などの扁額を書き、関白藤原道隆の東三条第の障子に和歌を書いた記録が残っています。

3.藤原 佐理の掛け軸作品の歴史や情報

藤原佐理は(944年~998年)は左近衛少将・藤原敦敏の長男として生を受けました。また、藤原北家小野宮流、摂政関白太政大臣・藤原実頼の孫に当たります。参議、大宰大弐などの要職を歴任し、正三位まで上りました。名は「さり」と読まれることもあります。草書の第一人者としても評価が高く、故実についても一家言あったとされています。

4.藤原 佐理の掛け軸作品の代表作一覧

  • 詩懐紙
  • 書状(離洛帖)(991年)
  • 書状(恩命帖)(982年)
  • 書状(去夏帖)(984年)
  • 書状(頭弁帖)(998年)

5.藤原 佐理の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

藤原佐理の作品を売却しようと考えているのなら、真作であると証明できるかどうかが高額査定のカギです。市場には贋作も出回っていることから、真作証明のためには作品購入時や作品を譲り受けたときに付いてきた保存箱など付属品がすべて揃っているかが査定額を大きく左右します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 素材の質、種
  • 作者の署名・落款(らっかん)があるか
  • 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • シミ汚れ、欠けなどがなく保存状態は良好か
  • 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っていれば査定額は上乗せできます)

6.藤原 佐理の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

藤原佐理の作品は現在において市場に流通することが少なく、買取相場価格は不明です。しかしながら、日本の書分野に大きい影響を与えた藤原佐理は、今なお高い評価を得ています。藤原佐理の真作であることが証明できれば、高額査定にも期待ができます。

7.藤原 佐理の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

藤原佐理は平安時代の書の名人で、三蹟と称えられています。藤原佐理の掛け軸作品において好条件で査定が受けたいなら、真作証明のほか保存状態が良い、箱などの付属品があることもあらかじめ確認しておきましょう。制作年代や筆法、主題によっても価値は変動します。掛け軸買取の場合には、年代が不明の古い作品であっても高価買取となるケースもあります。藤原佐理の作品の売却をお考えでしたら、一度ご相談ください。