藤原 忠通(ふじわらの ただみち)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.藤原 忠通の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

藤原忠通は、平安時代後期から末期にかけての公卿・歌人です。能書家としても知られ、小野道風、藤原行成などの和様で優雅な書風に、雄渾さを加えた書風の法性寺流(ほっしょうじりゅう)を開きました。法性寺流という名前は、開祖である忠通が法性寺関白と呼ばれたことにちなんだものです。

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2.藤原 忠通の掛け軸作品についての概要

藤原忠通は歌詠みや書に優れた才能を発揮した文化人です。忠通の書は、肉太で、丸味と力強さを兼ね備えた生々しているのが特徴です。また『金葉集』以下の勅撰集に58首入集しているなど、歌人としても名を馳せました。

3.藤原 忠通の掛け軸作品の歴史や情報

藤原忠通は1097年に、藤原北家、摂政関白の藤原忠実の長男として生を受けました。藤原氏の氏長者として摂政・関白・太政大臣となりました。一度は氏長者の地位を弟の頼長に奪われましたが、保元の乱で頼長を倒して回復しました。通称は法性寺関白(ほっしょうじ かんぱく)、小倉百人一首では法性寺入道前関白太政大臣の名で知られています。1164年没。

4.藤原 忠通の掛け軸作品の代表作一覧

  • 法性寺関白集
  • 田多民治集
  • 玉林

5.藤原 忠通の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

藤原忠通は詩歌にも長じ、書法にも一家をなして法性寺様といわれた人物です。漢詩集に『法性寺関白集』、家集に『田多民治集』、日記に『玉林』など多種の作品を遺しました。しかしながらその多くが散逸しており、現存作品は極めて少ない状況です。藤原忠通の真作がもし見つかれば、希少価値の高さからかなりの高額査定が期待できるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 藤原忠通本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 素材は何でできているか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)

6.藤原 忠通の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

藤原忠通は作品を多数制作しましたが、現像している作品に掛け軸はあまりありません。そのため藤原忠通の掛け軸の買取相場価格は残念ながら不明となっています。取引相場価格は、保存状態や作品の種類によって大きく変わります。藤原忠通の真作であることが証明できる作品であれば高値で取引される可能性があります。

7.藤原 忠通の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

詩文・和歌に優れ、書家としても重厚で力強い書で高い評価を受けていた藤原忠通。掛け軸をはじめ多種の作品を後世に残しましたが、未発掘の作品も多く、また真贋不明の作品も存在しています。藤原忠通の作品を売却しようと思っているのなら、真作証明できることはもちろん、作品の保存状態、付属品が揃っていることも合わせて確認しておきましょう。