藤原 隆能(ふじわらの たかよし)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.藤原 隆能の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

藤原隆能は平安時代後期の宮廷画家です。純日本を思わせるやまと絵を生み出した流派である土佐派(春日派)の絵師で、朝廷御用達として数々の絵を残しました。『源氏物語絵巻』の作者とも言われています。

このページの目次

2.掛け軸作家「藤原 隆能」についての概要

藤原隆能は土佐派(春日派)の基礎を築いた画家の1人です。春日基光(藤原基光)を遠祖とし、隆能はその2世でした。貴族として生まれた隆能は宮廷の画家「絵所預」としての地位を日本で初めて築き、その後200年の長きに渡って政府御用達の絵師制度を世襲することとなります。

3.掛け軸作家「藤原 隆能」の生い立ちや歴史

藤原隆能は、天仁年間である1108年あたりから保元年間である1156年あたりの画家とされています。左衛門佐・藤原清綱、あるいは権中納言・藤原清隆の次男とされており、正五位下主殿頭参河守によって絵師として初めて朝廷の絵所預に命じられたと言われています。鳥羽金剛心院の扉絵制作や鳥羽院の遺影などを制作。生没年は未詳です。

4.藤原 隆能の掛け軸作品の代表作一覧

  • 源氏物語絵巻十三巻(伝:画藤原隆能・詩藤原伊房)
  • 蒔絵硯箱(下図)
  • 鳥羽金剛心院の扉絵
  • 鳥羽院遺影

5.藤原 隆能の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

国宝『源氏物語絵巻』の作者ともされている藤原隆能。その真偽のほどは確かではありませんが、作品が見つかれば高額査定必須の作家です。本人の作品であることが証明できることが何よりの条件ですが、作品の出どころや保存状態なども査定のポイントとなります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 作者の署名・落款(らっかん)があるか
  • 藤原隆能本人の作であるかどうか(証明書・鑑定書があればお持ちください)
  • 保存状態は良好か(シワ・カケなどが多くないか)
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)
  • 素材は何か
  • 作品の出所はどこか

6.藤原 隆能の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

藤原隆能の作品の取引相場価格は、作品の出所や保存状態、署名や落款などの有無が大きく影響します。藤原隆能の作品は市場に多く出回っておらず、そのため真作と断定できるものは希少価値も高く、高値での買取が期待できます。もし作品をお持ちでしたら是非お気軽にお問い合わせください。

7.藤原 隆能の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

「絵所預」としての地位を確立し、宮廷画家としてやまと絵の様々な創作活動にあたった藤原隆能。絵所一流の祖である藤原隆能は、その存在無しには日本画の歴史を語れません。本物であることが証明できれば高額査定が見込めますので、藤原隆能の作品をお持ちの方はぜひ一度ご相談くださいませ。

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