溥 佺(ふ せん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.溥 佺の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
溥佺は、清王家の一族としてその生涯を前王家の芸術の継承者として捧げたとも言える、現代中国随一の書画家です。繊細で可憐な筆致で山水や松竹梅、蘭や馬などを画題に数々の作品を創作し、高い評価を得ています。芸術の名門とも言える愛新覚羅家の偉大な画家として、作品は思わぬ高値がつくことも十分期待できます。
このページの目次
2.掛け軸作家「溥 佺」についての概要
溥佺は16歳から宮廷で書画を学ぶなど美術の英才教育を受け、新中国の成立後は要職に就きながら創作活動にまい進しました。前王家の気概あふれる傑作には称賛の声が絶えず、竹蘭に至っては「絶品」との最高級の賛辞を受けています。又従兄弟の溥儀はじめ一族の被った受難を、その作品で見事に美へと昇華させたと言えるでしょう。
3.掛け軸作家「溥 佺」の生い立ちや歴史
1913年、溥佺は中国の北京市で出生しました。本名は、愛新覚羅溥佺です。清の王族として中国伝統の絵画や書などの手ほどきは、16歳から宮廷で行われました。溥佺は時代の激流に翻弄されながらも芸術の鍛錬を重ね、中華人民共和国となった1949年からは、中国画研究会秘書主任など要職で活躍します。1958年からは北京画院に属しいっそう創作に没頭し、世に清王家の矜持たる格調高い作品を送り出し続けました。1991年、78歳で逝去しました。
4.溥 佺の掛け軸作品の代表作一覧
人気の作家のため、作品はおおむね高値がついていると言えます。署名、落款の有無、付属品を含めた作品の保存状態などで査定額は変動しており、展覧会への出展実績があるもの、作品の完成度が高いものでは、さらに高額となることもあります。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 作家の真作であるかどうか(証明書や鑑定書があるとなお良い)
- 展覧会への出展実績など作品の来歴が明らかなものか(目録や解説などがあるとなお良い)
- サインや落款があるかどうか
- 保存状態が良いものかどうか(傷やシミなど汚れがないか)
- 付属品が備わっているか(箱や紐、軸先、軸棒などが残っているか)
- 作品の完成度はどうか(画題や作家の個性の表現など)
5.溥 佺の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
肉筆の山水や馬、竹蘭などを画題とした作品では、作品全体の保存状態などの条件はありますが、洗練された筆致や艶やかな色彩など作家の個性が良く表現されている作品など10万円以上の高額査定となることもあります。昨今の中国美術ブームの影響もあり、現在市場では活発に取引がされています。常に作品が待たれている状態とも言え、意外な高額取引となる可能性もあります。お手元に溥佺作品がありましたら、一度査定に出されることをおすすめいたします。
6.溥 佺の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
溥佺は生涯、中国本土の悠久の山水のように変わることのない伝統という軸を持ち続け、自らの責務として中国美術を正しく世界に発信し続けたと言えるでしょう。続く愛新覚羅の子孫たちに中国伝統芸術のバトンはしっかりと渡され、その奥深さを現在に伝え続けてくれているのです。
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