後藤 新平(ごとう しんぺい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.後藤 新平の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
後藤新平は明治時代の医師であり、官僚、政治家でした。芸術家ではありませんが、書画作品が多く残っており、特に掛け軸は高値での買取が見込める人物です。
このページの目次
2.掛け軸作家「後藤 新平」についての概要
後藤新平は台湾総督府民政長官や満鉄初代総裁を務め、通信大臣、内務大臣、外務大臣を歴任。外相時代にはシベリア出兵を推進した人物でもあります。その後、ロシアとの国交回復に努めました。彼の計画はあまりにも壮大で、「大風呂敷」と批判されることもありました。
3.掛け軸作家「後藤 新平」の生い立ちや歴史
1857年、後藤新平は水沢藩士・後藤家の長男として誕生しました。17歳の時、恩師の勧めで須賀川医学校へ入学し、卒業後は愛知医学校(現名古屋大学医学部)に勤務。24歳で院長兼学校長になりました。このころ暴漢に襲われ負傷した板垣退助を診察しています。その後1883年、内務省衛生局に入ってドイツ留学を経験し、衛生局長に。1898年に台湾総督府民政局長に就任すると、鉄道や産業の育成に努めました。その実績により、やがて貴族院議員となり、1908年に第二次桂内閣に入閣を果たすと、通信、内務、外務大臣を歴任し、1920年には東京市長に就任しています。ソ連との国交回復に力を入れ、関東大震災後は東京の復興を指導しました。1929年に脳溢血で倒れ、そのまま死去しました。
4.後藤 新平の掛け軸作品の代表作一覧
- 海水功用論 附海濱療法(1882年)
- 国家衛生原理(1889年)
- 日本膨脹論(1924年)
5.後藤 新平の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
後藤新平は芸術家ではありませんが、自筆の書が残っています。書家ではないため作品点数が多いわけではありませんが、そのぶん希少性は高く、一点一点高額査定が期待できます。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 後藤新平の真筆かどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 後藤新平の署名や落款印はあるかどうか
- 作品の保存状態は良好か
- 付属品(箱など)は残っているか
6.後藤 新平の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
後藤新平の作品の買取相場は、オークションでは2万円前後となっています。高額なものでは、たとえば『自治三訣多行書まくり』という真筆の作品で縦54.8cm幅88.3cmのものが165,100円で落札、縦194cm幅54.5cmのものは12,000円で落札された実績があります。そのほか、戦前の台湾資料が225,040で落札されたケースもあり、掛け軸作品以外でも高額査定が期待できる人物です。
7.後藤 新平の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
明治から昭和初期の政治家であった後藤新平。絵画や書道といった芸術を専門にしていたわけではないため、作品はそれほど多くありません。しかし、少ないぶん作品の価値は上がります。政治家として書いた書簡や日記も大変価値があるもので、芸術作品と同様に高額査定が期待できます。「後藤新平のものでは?」という作品がありましたら、一度査定に出されることをおすすめします。
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