神山 鳳陽(ごうやま ほうよう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.神山 鳳陽の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

神山鳳陽は、1824年(文政8年)に美濃出身の書家・文人画家で、明治時代に活躍しました。号は鳳陽のほかに、三野老人・三野々史・至明などと称しました。官職には就かず、私塾などで経学、詩、書などを教授しました。市場で出回っている掛け軸作品が少ないため、真作であれば高値が期待できるでしょう。

このページの目次

2.掛け軸作家「神山 鳳陽」についての概要

神山鳳陽は経学、詩作、書のいずれも優れた人物でしたが、一生官職には就かず、市井の間に私塾を開いて諸生を教授しました。詩集の『明治三十八家絶句』や『皇朝百家絶句』の中に鳳陽の詩が収録されています。古法帖展観会「集王聖教序」、「曹全碑」を出品しています。著作は没後に『鳳陽遺稿』、『鳳陽遺印譜二巻』などが刊行されました。

3.掛け軸作家「神山 鳳陽」の生い立ちや歴史

神山鳳陽は1824年に美濃に生まれました。成長すると京都に移り、私塾を開いて多くの文人墨客と交流しました。鳳陽は経学に造詣が深く、詩・書に才覚を発揮したといわれています。1869年(明治2年)に公家出身の政治家だった西園寺公望が開いた私塾立命館(現在の立命館大学)に招かれ、富岡鉄斎、江馬天江、広瀬青邨、松本古堂、谷口藹山らとともに講師となります。その後、熊谷直孝が創立した上京第30組小学校(現在の京都市立柳池中学校)で教官を務めました。

4.神山 鳳陽の掛け軸作品の代表作一覧

  • 鳳陽遺稿
  • 鳳陽遺印譜二巻

5.神山 鳳陽の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

神山鳳陽の真作を保証するものが付いていると査定価格は高くなるでしょう。ほかにも仕立てやサイズ、画題などもあわせて総合的に評価されます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 神山鳳陽本人の作品かどうか(サインや落款が確認できるか、いつの時代の作品であるか)
  • 欠けなどがなく保存状態は良好か(補修せずにそのままお持ちください)
  • 市場価値はあるか(有名作家の作品なら多少劣化していても高値が付きます)
  • 掛け軸の素材の質、種類
  • 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)

6.神山 鳳陽の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

神山鳳陽の掛け軸作品はネットオークションで、真贋不確かなものでも数千円程度から数万円で取引されています。真作を保証するものであれば、例えば『二行書』という作品では、全体寸縦約192cm×横約42cm、本紙縦約144.7cm×横約25.2cm、「紙本肉筆」、「本物保証」、作品状態は「シミ・折れあり」、とするものが、13,720円で落札されています。

7.神山 鳳陽の掛け軸作品の買取についてのまとめ

神山鳳陽は詩書に優れ、経学に造詣が深く、私塾で諸生を教授し続けた文人でした。神山鳳陽の掛け軸作品はネットオークションで出品されている数が少ないため、真作であれば高値が期待できます。作品を所有されている方は、是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。