八大山人(はちだいさんじん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.八大山人の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

八大山人は、明末清初という時代に、明朝王家の血筋という宿命を背負った自己の存在の鬱屈を芸術に昇華させ、中国美術の至宝とも言える唯一無二の傑作を世に放った希代の書画家、詩人です。作家と作品の歴史的価値は極めて高く、高額落札の実績も多い作家です。

このページの目次

2.掛け軸作家「八大山人」についての概要

滅亡国家の末裔の八大山人に与えられた道は、熾烈極まりないものでした。僧門に入り、発狂ののちの還俗、清朝に強制された辮髪となる無念。その屈辱が芸術への追求に転換し、水墨画の新表現が生まれたのです。1本足の鳥など既成概念を無視した表現はあまりにも有名です。中でも動物の目の白眼での表現は、作家の反逆の思いの表出とも言われています。

3.掛け軸作家「八大山人」の生い立ちや歴史

八大山人は1626年生まれました。江西省南昌の明朝王家一族の出身です。本名は朱統𨨗、通称は朱耷、字は雪个、个山、人屋などと号しました。幼い頃から秀才だった八大山人は科挙試験を目指します。しかし、1644年明朝滅亡により断念せざるをえなくなり、清から逃れ生き残るため1648年に僧侶となりました。20年後には多くの弟子を持つようになりましたが、影響力を恐れられ軟禁されてしまい、55歳の頃、ついに発狂し仏の道を離れ一般人に戻りました(この発狂は偽りとも言われています)。その後は書画を極める生活に入り、貧しいながらも多くの傑作を創作しました。1705年、激動の生涯を閉じました。※生没年には諸説あります。

4.八大山人の掛け軸作品の代表作一覧

  • 墨花図巻(1666年)
  • 安晩帖(1694年)
  • 河上花図巻(1697年)
  • 臨河叙(1697年頃)
  • 山水図册(1702年)

5.八大山人の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

真作の多くは美術館、博物館に収蔵されていると言え、肉筆のものであれば高値が期待できます。署名、落款の有無、本紙や表装、付属品の保存状態でも査定額は左右されますが、作者の個性の表現がより明確な作品はさらに高額査定となることもあります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 保存状態が良いものかどうか(傷やシミなど汚れがないか)
  • 作品に作家の特徴が表現されているか(画題や筆跡、構図、筆致など)
  • サインや落款があるかどうか
  • 付属品が備わっているか(箱や紐、軸先、軸棒などが残っているか)
  • 作品サイズ(尺)はどれくらいか
  • どのような素材でできているか

6.八大山人の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

複製品であっても高値がつくこともあるほど、非常に希少価値の高い作家です。肉筆で署名、落款があり、作者の個性が光る花鳥画や山水画では価値は高騰し、高額落札に至ることも多いと言えます。本紙が縦136cm、横46.3cmの猫を画題とした花鳥画の紙本掛け軸は、経年の小さな傷みはあったものの、署名、落款があり、軸先など付属品もある状態で、なにより構図、猫の表現、水墨のタッチなど随所に強烈な個性が認められる逸品だったため、肉筆保証のされていない作品でしたが40万円の高額落札となりました。

7.八大山人の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

天性の表現力という翼を持ち得た八大山人は、芸術という宇宙を自在に飛び交い、誰も見たことのない作品世界を創造したと言えるでしょう。作品を愛好する熱狂的なコレクターは数多く、常に作品を探し求めていると言えます。古さの目立つものでもこれは、という作品がありましたら、査定に出されることが最良です。

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