箱崎 睦昌(はこざき むつまさ)の作品を高価買取!掛け軸作家の査定ポイントを徹底解説!

1.箱崎 睦昌の作品を売りたいお客様へ

箱崎睦昌は1946年生まれで、現在も活躍中の日本画家です。京都嵯峨芸術大学の教授を務める傍ら、数々の美術展に出品を重ね、受賞歴も多数ある実力派です。1983年には八栗寺多宝塔の荘厳彩色、2003年には国立京都迎賓館会議室綴織壁画下絵を完成させるなどその技術は突出しており、展覧会など出展作品も高値がつけられる作家です。

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2.箱崎 睦昌についての解説

箱崎睦昌(1946年~)は大分県出身、横の会に所属している日本画家です。シェル美術賞展佳作賞、京都市芸術新人賞受賞、京都新聞日本画賞展優秀賞受賞、タカシマヤ文化基金・新鋭作家奨励賞など多くの受賞歴を誇ります。作品はスケールが大きく、緻密で完成度の高い現代水墨画や日常生活に根ざした『情景』シリーズ等を発表。大分県立芸術会館をはじめとし、郷さくら美術館や京都国立近代美術館にパブリックコレクションがあります。

3.箱崎 睦昌の歴史

箱崎睦昌は1946年、大分県の佐伯市に生まれました。1972年、京都市立芸術大学にて日本画専攻科を終了後、同年第16回シェル美術館展にて『電車の中』が佳作賞を受賞。その受賞を皮切りに、山種美術館賞展やセントラル美術館日本画大賞展など、数多くの美術展に出品・受賞を重ねます。横の会に所属しており、個人による個展やグループ展も多数開催。近年は「NEXT」などでの活動が注目されており、現在京都嵯峨芸術大学の教授も務めています。

4.箱崎 睦昌の代表作

  • 情景(1982年)
  • 情景(なわとび)(1985年)
  • 阿蘇(1989年)
  • 渦潮(1990年)

5.箱崎 睦昌の作品の買取査定ポイント

箱崎睦昌の作品の買取査定は、人気の題材であるかどうかが重要なポイントとなります。代表作ともなっている『情景』シリーズは、日常に根ざした柔らかなタッチの日本画が箱崎睦昌の代名詞にもなっており、そうした人気の題材の作品や、受賞歴のある作品であれば高値が望めます。また、展覧会などで直接購入した場合は保証書などがあるとより安心です。

代表的な査定ポイント
  • 人気の題材の作品であるか
  • 真作であるかどうか(保証書などがあればなお良いです)
  • 作者の署名・落款(らっかん)があるか
  • 作品の保存状態は良好か
  • 素材の質、種類
  • 作品の大きさ

6.箱崎 睦昌の作品の取引相場価格

箱崎睦昌は存命で現在も活躍している作家のため、国内のネットオークションなどで肉筆の作品が出回っていることはあまりありません。肉筆による作品であれば、高額査定が期待できるでしょう。作品をお持ちでしたら、ぜひ一度査定に出されてみることをお勧めします。

7.箱崎 睦昌の作品の買取についてのまとめ

現在も京都嵯峨芸術大学の教授を務めながら、作家としても精力的に活動を続ける箱崎睦昌。見る者を圧倒させるその規模と精密な画風は過去の美術展でも非常に高く評価されており、一度市場に出れば、数万円程度で購入することは難しいでしょう。真作であることが保証できれば高額査定の可能性も十分に見込める作家です。