白隠 慧鶴(はくいん えかく)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.白隠 慧鶴の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
白隠慧鶴は、近世最大の禅僧といわれている江戸中期の禅僧です。慧鶴の門下からは、「東嶺円慈」「遂翁元盧」「峨山慈棹」などの逸材が多く生まれ、この一派は「鵠林派」と呼ばれています。また慧鶴は、優れた詩文・禅画を手掛け、書画の作品も残しているため、多くのコレクターが存在し、高く評価されています。
このページの目次
2.掛け軸作家「白隠 慧鶴」についての概要
臨済宗中興の祖と称され、500年に1人の天才と謳われるほどの白隠慧鶴。15才で松蔭寺単嶺祖伝に就き出家します。各地を訪ねながら、禅の民衆化や革新を進めました。白隠慧鶴が残した著書には、本格的な禅の書だけではなく、仮名交じりでやさしく禅を説いた書物も多く残されています。
3.掛け軸作家「白隠 慧鶴」の生い立ちや歴史
白隠慧鶴は、1686年に駿河の浮島原の長沢家に生を受け、1699年に15歳で郷里の松蔭寺の単嶺祖伝につき、「慧鶴」の諱を授かります。その後、信濃飯山の正受庵の道鏡慧端の法をつぎ、再び故郷の松陰寺に戻りました。京都にある妙心寺の第一座になりますが、各地におもむき、碧巌録・臨済録などの祖録を広めることに尽力します。1758年には竜沢寺の創建を進めますが、1768年84歳で松蔭寺にて遷化します。
4.白隠 慧鶴の掛け軸作品の代表作一覧
- 夜船閑話
- 遠羅天釜
5.白隠 慧鶴の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
白隠慧鶴のように著名な人物の掛け軸作品は、特に作品が本物であることが重視されるので、鑑定書・合箱などの付属品の有無で査定額はかなり変わります。他にも保管の状態や、サイズなどによって判断されます。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント
- 白隠の直筆、肉筆であるか(証明書や鑑定書があるか)
- 作品のサイズ
- 保存状態の様子(破れ、シミ、ヤケなどはあるか、またその程度)
- 箱書き、合箱などの付属品はあるか
- 加筆、修正の跡がないか
6.白隠 慧鶴の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
白隠慧鶴の真筆保障された『起上小法師達磨・自画賛』は、紙本、漆塗、金襴三段表装風帯付き、寸法は92cm×26cmで、二重箱が付属品としてついています。作品の状態は、本紙に少し経年変化によるシミなどがありますが、こちらは48万円の値が付いています。また、真筆の保証がされた「達磨自画賛」の掛軸は、紙本でサイズは本紙が縦約48cm×横34cm、表具は縦115cm×横40cmです。ヤケや折れ、虫食い、シミ、スレなどは多少ありますが、60万円で取引されました。
7.白隠 慧鶴の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
天才といわれた江戸中期の臨済宗の僧、白隠慧鶴。禅僧としての務めだけではなく、その類まれなる才能は、詩文や禅画などの作品の中にも発揮されました。肉筆のものであれば、かなりの高額査定が期待できると考えられますので、ご相談の際、付属品や鑑定書をお持ちの場合には、必ずセットで査定してもらうことが大切です。
その他の掛け軸について
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