長谷川 等伯(はせがわ とうはく)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.長谷川 等伯の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
一代にして当時の画壇で圧倒的存在感を誇った狩野派に対抗しうる絵師となった長谷川等伯。安土桃山時代を代表する作家の一人であるだけに、その作品の評価は今も高いため掛け軸などは高値を呼ぶことも多い作家といえるでしょう。
このページの目次
2.掛け軸作家「長谷川 等伯」についての概要
長谷川等伯は主に安土桃山時代後期に活躍した絵師です。京で千利休や豊臣秀吉の知遇を得、当時画壇の頂点に君臨していた狩野派に強い対抗意識を持ち、持つだけでなく脅かす存在にまでなりました。独自の水墨画の様式を完成させる一方、金碧障壁画においても独自の画風を確立させ、国宝でもある『松林図屏風』は水墨画の金字塔との高い評価を得ています。
3.掛け軸作家「長谷川 等伯」の生い立ちや歴史
長谷川等伯は1539年能登に生を受けました。20代の頃から仏画などを手掛けていましたが30代前半で上洛。狩野派などの絵を学ぶと同時に雪舟などの水墨画にも触れます。千利休や豊臣秀吉などの知遇を得てからは当時の画壇で我が世の春を謳歌していた狩野派と対抗しうるほどの長谷川派を率いる存在となりました。しかし豊臣家の滅亡とともにその勢いは衰え、晩年は徳川家康に江戸に呼ばれたもののその途上72歳で病没しました。
4.長谷川 等伯の掛け軸作品の代表作一覧
松林図屏風(1593~1595年頃)
祥雲寺障壁画(1593年頃)
竹林猿猴図屏風
5.長谷川 等伯の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
長谷川等伯は画壇において一代で狩野派に比肩するほどの勢力を築いた絵師だけに、その作品も高額となることがあります。高額査定となる条件としては、まず確実に長谷川等伯の真作であるといえることが必要です。その他、落款や署名があるか、作品の大きさや保存の状態、箱の有無などで査定は変化します。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント確実に長谷川等伯の真作といえる
落款や署名はあるか
作品の大きさは
保存状態はどうか、箱はあるか
6.長谷川 等伯の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
長谷川等伯の掛け軸作品は、ネットオークションで真贋不確かなものが多く取引されています。真作を謳ったもので例えば『東坡乗驢』という作品では、本紙が横約26cm×縦約81.5cm、表装が横約38cm×縦約171cm、紙本で合箱あり、状態は「染み、汚れ、折れ、しわ、虫食い、擦れ、ヤケがあります(表装は加えて風帯に破れがあり)」とする掛け軸が57,000円で落札されています。また肉筆を保証すると謳った掛け軸『橋下双鳥之図』では、56,000円で落札されています。サイズは本紙横52cm×縦33.5cm、総丈は横62.5cm×縦125cm、「紙本着色・箱入」で状態は「本紙少シミ」とするものです。長谷川の掛け軸作品は数万円の取引が多いですが、真作で作品の状態が良好であればより高額な査定も期待できるでしょう。
7.長谷川 等伯の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
一代で時の画壇の頂点に君臨していた狩野派を脅かすまでの存在に登りつめた長谷川等伯。その評価は今も高く、掛け軸などの作品は高値を呼ぶことも多いため、長谷川等伯の作品をお持ちの方は是非一度、査定に出されてみることをお勧めいたします。
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