橋本 永邦(はしもと えいほう)の作品を高価買取!掛け軸作家の査定ポイントを徹底解説!

1.橋本 永邦の作品を売りたいお客様へ

橋本 永邦は明治後期から昭和初期にかけて活躍した日本画家です。精細で品格ある画風を得意としており、数々の名作を生み出しました。現在も根強い人気がある画家の一人で、ネットオークションには様々な作品が出品されています。取引相場も高いため、業者にお持ちの作品を査定依頼するのも良いでしょう。

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2.橋本 永邦についての解説

橋本 永邦は主に「能」をテーマとした作品を数多く手掛け、独特の世界観を築き上げました。上で触れたとおり精細なタッチが特徴で、どこか凛とした品格のある画風が魅力となっています。特に能を作品の題材にしている点は珍しく、他の画家には見られない違いともいえます。ネットオークションで取引されている作品の多くも能が題材になっており、比較的高額売買されていることからも人気の高さが伺えます。

3.橋本 永邦の歴史

橋本 永邦は1886年に東京都で生まれました。父は著名な日本画家の橋本雅邦で、幼い頃から多様な美術と触れ合ってきました。10代の頃から東京美術学校(現東京芸術大学)へ通いながら父と下村観山に師事し、日本画の技術に磨きをかけていきました。14歳の時には巽画会展で入選を果たすなど類まれな才能を持ち、以後は文展・院展で活躍していきます。その後の活躍もめざましく、1914年には日本美術院の再興に携わり、1921年には院展の同人に推挙されるなど、数々の功績を遺しました。

4.橋本 永邦の代表作

  • 雨中の富士と川蝉
  • 朝の楼廓
  • 松風村雨
  • 采女の眠
  • せせらぎ

5.橋本 永邦の作品の買取査定ポイント

橋本 永邦の作品を売りたい場合、まず付属品を揃えておきましょう。箱や保証書・鑑定書を揃えておけば、買取価格のアップが期待できます。しかし経年劣化などで掛け軸がボロボロの場合もあるかと思います。ボロボロだとゴミとして処分する方もいらっしゃいますが、処分する前に査定を依頼してみると良いでしょう。状態が悪くても買取できる可能性があります。なお、業者により査定額は変わりますので、複数の業者に査定依頼することをおすすめします。

代表的な査定ポイント
  • 付属品を全部揃えておく
  • ボロボロでも処分せずに査定依頼
  • 複数の買取業者へ査定依頼する

6.橋本 永邦の作品の取引相場価格

ネットオークションでは、橋本 永邦の掛け軸作品に1~5万円ほどの値が付いています。例えば「紙雛」というお雛様を描いた作品は5万4千円で落札されていました。こちらは経年によるシミは見られますが、全体の保管状態は良好でした。他にも「春秋・夏冬山水」という4対の掛け軸作品は5万2千円の値が付いていました。こちらも全体の状態は良好で、共箱や二重箱が付属していました。

7.橋本 永邦の作品の買取についてのまとめ

能をテーマにした作品を多数手掛けた橋本 永邦ですが、ネットオークションでは能以外の作品も取引されています。取引相場も比較的高いため、もし作品をお持ちなら査定を依頼してみてはいかがですか。保管状態が良い作品なら高値が期待できます。