橋本 左内(はしもと さない)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.橋本 左内の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

橋本左内は、越前国出身の幕末志士、思想家です。蘭方医を学んだ後に藩医から転じ、藩政に関わるようになりました。西欧の先進技術に明るく、富国強兵政策の必要性を訴えましたが、将軍継嗣問題に絡み志半ばで、この世を去っています。橋本左内は歴史上、著名な人物のため真作を保証する作品であれば高値が期待できるでしょう。

このページの目次

2.掛け軸作家「橋本 左内」についての概要

橋本左内は高潔で清廉潔白な性格で、福沢諭吉や西郷隆盛からも人格を高く評価されています。橋本左内が15歳の時に著した『啓発録』は、それまでの人生の回顧とこれから生きるための5つの指針を著ています。橋本左内の関連書籍や専門書籍は、現在までに数多く刊行されており、幕末期において著名な人物だったことが窺えます。

3.掛け軸作家「橋本 左内」の生い立ちや歴史

橋本左内は1834年(天保5年)に橋本長綱の子として越前国(現在の福井県辺り)に生まれました。1849年(嘉永2年)に大阪の適塾で蘭方医を教える緒方洪庵に師事しますが、1852年(嘉永5年)に父が病に倒れたため勉強を打ち切り、郷里で代診に従事しました。藩医となった左内は江戸に遊学した際、蘭学者坪井信良の紹介で杉田成卿に師事し、蘭方医学を学びます。その後緊迫した時勢と接するうちに、医業から離れることを決意し、鈴木主税や中根雪江の尽力により、藩医から御書院番組に転じます。やがて左内は福井藩主だった松平春嶽の側近となり、藩の要職を歴任し藩政に大きく関わるようになります。帝国主義と地政学の観点から自国の安全保障の重要性を説いていましたが、14代将軍の継嗣問題の政争に絡み、死罪を言い渡され25歳の若さでこの世を去りました。

4.橋本 左内の掛け軸作品の代表作一覧

  • 啓発録

5.橋本 左内の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

掛け軸の買取は、鑑定が難しいため知識や情報がないと損をしてしまう可能性があります。橋本左内の作品も例外ではありません。橋本左内の作品であると証明できることや、傷やしみがない状態であればプラス査定が期待できるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 欠けなどがなく保存状態は良好か(補修せずにそのままお持ちください)
  • 橋本左内本人の作品かどうか(サインや落款が確認できるか、いつの時代の作品であるか)
  • 掛け軸の付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
  • 素材の質、種類
  • 市場価値はあるか(有名作家の作品なら多少劣化していても高値が付きます)

6.橋本 左内の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

橋左内の掛け軸作品はネットオークションで、真贋不確かなものでも数千円程度~数万円で取引されています。模写作品でも例えば『橋本左内 書』という作品では、全体寸縦約187.5cm×横約52.5cm、本紙寸縦約111cm×横約38cm、「紙本」、「軸先が木」、作品状態は「イタミ、折れ有り」とするものが、23,300円で落札されています。

7.橋本 左内の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

橋本左内は西洋文明を取り入れた富国強兵政策を訴えた幕末の志士でした。橋本左内の掛け軸作品はネットオークションでの取引数が少ないため、真作であれば高値が付く可能性があります。作品を所用されている方は、査定を検討してみてはいかがでしょうか。