服部 嵐雪(はっとり らんせつ)の作品を高価買取!掛け軸作家の査定ポイントを徹底解説!

1.服部 嵐雪の作品を売りたいお客様へ

服部嵐雪は、江戸時代前期の俳諧師です。師である松尾芭蕉も認めたほどの俳句に優れた人物で、『枕屏風』、『遠のく』などに作品が収められていることでも有名です。様々な俳諧集に作品が収められているほどの嵐雪の作品は、高価な買取に期待できるでしょう。

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2.服部 嵐雪についての解説

嵐雪は1673年から1674年頃に松尾芭蕉に入門し、蕉門で最古参の一人となっています。作風は柔和な温雅さを特徴としており、芭蕉にもその才能は高く評価されています。ただ、芭蕉の奥州行脚に嵐雪は送別吟を贈っていないなど、師弟関係にも軋みが生じていたとも言われています。

3.服部 嵐雪の歴史

服部嵐雪は武士の家庭に生まれましたが、詳しい生没年は不明です。幼名は久馬之助または久米之助、別号は嵐亭治助、不白軒、寒蓼斎、雪中庵、黄落庵などがあります。嵐雪は当時有名な不良少年でもあり、遊里や芝居町へと繰り返し通っていたともいわれています。その後、1673年から1674年頃に松尾芭蕉の門下となり、俳句の才能が開花させていきます。松尾芭蕉は1692年の3月3日に「草庵に桃桜あり。門人に其角嵐雪あり」と、嵐雪の才能を認め称えています。

4.服部 嵐雪の作品の買取査定ポイント

服部嵐雪の作品の買取査定ポイントについてご紹介します。まず第一に服部嵐雪の作品の保存状態が査定に大きく影響します。そのため、汚れやしわがないかなどを確認することが大切です。

代表的な査定ポイント
  • 服部嵐雪の印があるかどうか
  • 真作であるかどうか
  • サイズは大きいかどうか
  • きずや汚れはないかどうか
  • 人気がある作品かどうか

5.服部 嵐雪の作品の取引相場価格

服部嵐雪の掛け軸作品は市場に出回ることが少ないようです。現在ネットオークションでも取引実績は確認できていませんが、今後市場に出品されることがあれば、高値が付く可能性があります。もしお手元に服部嵐雪の掛け軸作品をお持ちの場合には是非一度ご連絡ください。

6.服部 嵐雪の作品の買取についてのまとめ

日本を代表する俳句人である松尾芭蕉が認めた俳句人、服部嵐雪は現代でも非常に人気があります。嵐雪の門流は、雪門として中興期以後一派を形成したほどです。もし、ご自宅に服部嵐雪の掛け軸などの作品がございましたら、一度査定してみることをお勧めいたします。