林 十江(はやし じっこう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.林 十江の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

林十江は、江戸時代中期から後期にかけて活躍した南画家、篆刻家です。奔放で大胆な構図が特徴でとりわけ花鳥画、虫獣画に優品が多いです。篆刻も巧みであったため、没後に『立原杏所林十江印譜』が発行されました。

このページの目次

2.掛け軸作家「林 十江」についての概要

林十江(1778年〜1813年)は画に生来的な才能を持っていました。12歳の頃立原翠軒の家に出入りするうちその画才を示し、翠軒を驚かせたという逸話もあります。年々その技量が高まり、ついに江戸に出て谷文晁に画才を認められ、文晁の代筆となって金屏風を手掛けたとされています。

3.掛け軸作家「林 十江」の生い立ちや歴史

林十江は、水戸にて酒造業を営む高野惣兵衛之茂の長男に生まれました。通称は長次郎、名は長羽、字は子翼雲夫です。十江のほか、十江狂人、風狂野郎、水城俠客、草巷販夫、印禅居士、懶惰山老などと号しました。十江という号は、十江の家の近くを流れる堀割の十川(じっせん)に因んでいると言われています。

4.林 十江の掛け軸作品の代表作一覧

  • 双鰻図
  • 蝦蟇図
  • 木の葉天狗
  • 蜻蛉図
  • 十二支図

5.林 十江の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

林十江の作品は大胆かつ鋭利である一方で、繊細な一面も備わっています。型にはまらない自我の解放と個性の強調表現は高い評価を得ており、高額査定の可能性があります。保存状態が良い作品であれば買取額に上乗せできる可能性が高まるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名・落款(らっかん)があるか
  • シミ汚れ、欠けなどがなく保存状態は良好か
  • 素材の質、種類
  • 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っていれば査定額は上乗せできます)

6.林 十江の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

林十江の作品は現代の美術品市場に出回ることはほとんどなく、実際の買取相場価格は残念ながら不明です。取引相場価格は真作保証の可否、さらに保存状態や作品の種類によって大きく変わってきます。人気があることの裏返しで林十江の作品には贋作も多く、そのため鑑定の際は注意が必要です。

7.林 十江の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

林十江は書画や篆刻、また和歌にいたる諸芸を嗜んだ文化人でした。多種多彩な作品を残していますが、好条件で査定が受けたい場合は真作の証明、保存状態が良い、箱などの付属品があることをあらかじめ確認しておきましょう。林十江の作品の売却をお考えでしたら、一度ご相談ください。

その他の掛け軸について