林 述斎(はやし じゅっさい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.林 述斎の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

林述斎は、江戸時代後期の儒学者です。号は述斎、蕉軒、蕉隠、晩年は大内記と称しました。林家8代目で、また、林家中興の祖として知られ、改元、法制、朝鮮通信使の応接、外交文書の起草、幕臣の教育などの任務を命じられるなど儒学者としての手腕を発揮した人物です。

このページの目次

2.林 述斎の掛け軸作品についての概要

林述斎は寛政改革で朱子学による学制改革を行い、『徳川実紀』、『寛政重修諸家譜』など多数の編纂事業に携わりました。中国で散逸した漢籍を集めた『佚存叢書』も刊行したことで、中国でも高い評価を受けています。

3.林 述斎の掛け軸作品の歴史や情報

林述斎は美濃岩村藩主・松平乗蘊の三男として生まれました。祖父は享保の改革を推進した老中の松平乗邑です。渋井太室らに師事し、1793年に林錦峯が死去すると林家を継ぎ、幕府の文書行政の中枢として幕政に関与しました。朝鮮通信士の応接の儀を定めたほか、儒学の教学改革に尽力し、また昌平坂学問所の幕府直轄化を推進するなど多数の業績を残しました。

4.林 述斎の掛け軸作品の代表作一覧

  • 蕉窓文草
  • 佚存叢書(編纂)
  • 寛政重修諸家譜(編纂)
  • 徳川実紀(編纂)

5.林 述斎の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

証明書付きで購入された作品であれば価値が保証されています。林述斎の掛け軸作品は工芸印刷、手彩色の木版画といった偽物も多く、まずは林述斎本人の真作であるかどうかが大きなポイントです。また保存状態は良いか、制作された年代やタイトルがはっきり分かっているかなどの一般的な骨董品の査定基準ポイントもあてはまります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • シミ汚れ、欠けなどがなく保存状態は良好か
  • 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っていれば査定額は上乗せできます)
  • 素材の質、種類
  • 作者の署名・落款(らっかん)があるか
  • 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)

6.林 述斎の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

現代の美術品市場において、林述斎の作品が市場に出回ることは稀です。そのため林述斎の作品の買取相場価格は不明ですが、真作であればかなりの高額査定を見込めるでしょう。高額で査定を受けるには、林述斎の真作であること、保存状態が良いことが条件になります。

7.林 述斎の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

林述斎は幕府の教育行政に従事し、画期的な学制改革を行いました。要職に就き多くの業績を残した林述斎は、掛け軸などの作品も高値を期待できる作家の一人といえます。林述斎の作品をお持ちで高額で売却したいと望んでいるのなら、真作保証できることが重要なポイントになります。鑑定書と付属品もあれば揃って提出すると高額査定に有利になるでしょう。