林 羅山(はやし らざん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.林 羅山の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

林羅山は江戸時代を代表する儒学者であり、徳川幕府の重鎮としてその思想を広め、当時の世論や常識や道徳などに多大な影響を与えました。現代においても絶対的な知名度を誇り、人気が高い林羅山の作品は愛好者も多く、思わぬ高額査定が期待できるかもしれません。

このページの目次

2.掛け軸作家「林 羅山」についての概要

林羅山の思想として儒教の考えを基とした現世主義、道徳主義、合理主義があり、幼少期に学んだ仏教は来世の事を説くばかりで、現世に生きる人間に悪影響を与えるなどと批判し排斥しました。林羅山の人間論ですが人の本性は善であるという性善説をとり、情欲などが邪魔して発揮できないので、ただ修行によって情欲を捨て精進すべきというものです。

3.掛け軸作家「林 羅山」の生い立ちや歴史

1583年京都四条新町において林羅山は生誕、すぐに伯父の養子になり、1595年京都、建仁寺において仏教を学びましたが出家はしませんでした。その後朱子学の勉強に集中し、藤原惺窩の影響を大いに受け彼に師事、後に徳川家康に推挙され若くしてブレーンとなります。2代将軍秀忠に講書を行い、3代将軍徳川家光の侍講になるなど、徳川幕府で重用されました。1657年逝去、明暦の大火による書庫の喪失が死因の一因と言われています。

4.林 羅山の掛け軸作品の代表作一覧

  • 本朝通鑑
  • 寛永諸家系図伝
  • 丙辰紀行

5.林 羅山の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

日本を代表する儒学者である林羅山の古書は歴史的価値が非常に高く、真作である場合非常な高値が予想されますが、煙草の臭いなどがついていると価値が下がってしまいます。しかし、日焼けなどが目立っておらず、品質がを保っていれば高額査定が充分期待できるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 煙草などの臭いがついていないか
  • シミ汚れ、欠けなどがないか
  • 購入時の情報について
  • 古本に落書きはないか
  • 日焼けが目立たないか

6.林 羅山の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

林羅山の作品の取引価格相場ですが、ネットオークションの場において、近年最も高く落札された作品は書道具である『太刀印南天硯大硯 』サイズは30.4×23.3×6.4、重さが7465グラムであり状態が良好であるとされるものが31,500円で取引されております。

7.林 羅山の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

林羅山は徳川幕府初期に家康、秀忠、家光に仕え、その思想は天下に広く知れ渡り影響を与えました。林羅山の作品とされる贋作も多いですが、真作ならば高額査定の可能性が極めて高く、相続などで作品を所有の方は一度査定に出してみたらいかがでしょうか。

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