東久世 通禧(ひがしくぜ みちとみ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.東久世 通禧の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

東久世通禧は日本の江戸時代末期から明治時代にかけての公家、政治家です。竹亭の雅号で歌人としても知られています。残存作品は多くありませんが、和歌をしたためた短冊や掛軸があります。

このページの目次

2.掛け軸作家「東久世 通禧」についての概要

維新後に東久世通禧は帰京し、外国事務総督の1人として伊藤博文と共に外国と協議するなど外交問題の対応にあたりました。決断と交渉力に優れた外交官との評価も得ており、1871年には岩倉具視を全権とする岩倉使節団に随行し見聞を広めました。

3.掛け軸作家「東久世 通禧」の生い立ちや歴史

東久世通禧(1834年〜1912年)は幕末の朝廷で少壮の公家として尊王攘夷を唱え活躍していましたが、8月18日の政変によって朝廷の実権が尊皇攘夷派から公武合体派に移ると長州、さらに太宰府へ逃れました。このことを七卿落ちと言い、東久世通禧はその1人に数えられています。この時長崎まで足を運び、外国商館を訪問したり、外国軍船や武器についての知識を得ました。王政復古の大号令で復権してからは、吸収した知識を存分に発揮し、鳥羽伏見の戦いでは新政府軍参謀として明治維新に大きく貢献しました。

4.東久世 通禧の掛け軸作品の代表作一覧

  • 東久世通禧日記

5.東久世 通禧の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

東久世通禧は政治家としてだけでなく、詩歌と書画にも才能を発揮し、文化人としての一面も持ち合わせていました。明治維新に貢献し明治政府でも大きな功績を残した彼の作品は、コレクターからの需要も大きく高額買取の可能性があります。保存状態が良いとさらに査定額UPの見込みがあるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名・落款(らっかん)があるか
  • シミ汚れ、欠けなどがなく保存状態は良好か
  • 素材の質、種類
  • 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っていれば査定額は上乗せできます)

6.東久世 通禧の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

東久世通禧の作品の買取相場価格は、約1万円から5万円ほどです。ただし、オークションには真贋不明の作品も出品されているため、真作だと証明されている作品であればより高額な価格で取引されるでしょう。国内のネットオークションで出品された東久世通禧の肉筆短冊は、真作保証されていたため3万2千円で落札されました。

7.東久世 通禧の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

凄腕の政治家であった東久世通禧ですが、竹亭の雅号で歌人としても知られています。また書においては智永の千字文を習いその筆蹟には気品が備わっていることから、現在でもコレクターが多数存在します。贋作も少なくないだけに買取は慎重に行われる傾向にありますが、真作であることが証明できると高額な買取額が提示されるでしょう。

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