樋口 一葉(ひぐち いちよう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.樋口 一葉の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

樋口一葉は、5千円紙幣の肖像画として起用されたことでも有名な明治期に活躍した小説家です。24年6カ月の生涯に22篇の小説と和歌、随筆、日記を残しました。幼い頃から利発で、和歌や書の腕前もかなりのものだったようです。その作品や生き方から彼女のファンは多く、真作が発見されれば、高額で査定されると考えられます。

このページの目次

2.掛け軸作家「樋口 一葉」についての概要

数々の素晴らしい作品を残した樋口一葉ですが、小説を執筆したのはわずか5年間という短い期間でした。一葉がまだ十代の頃に父と兄を続けて亡くしたため、苦しい経済状況に陥ってしまった一家を支えようと小説家を志します。今や東京都台東区に一葉記念館が設立されるほど、人気作家としての地位は不動のものとなりました。当時、森鴎外、幸田露伴、高山樗牛など文壇の辛辣な批評家といわれていた人々が揃って賞讃したといわれる女流作家の第一人者です。

3.掛け軸作家「樋口 一葉」の生い立ちや歴史

樋口一葉は、1872年に東京で生まれました。本名は、樋口奈津。11歳で学校を退学しますが、14歳のときに中島歌子の萩の舎に入門し、古典や和歌を学びます。父や兄が早くに亡くなり、17歳で一家の生計を負う身となります。物書きで生計を得るために、小説記者・半井桃水に入門後『闇桜』などいくつかの作品を発表しますが、桃水への恋心と別れを経験し、一葉の文学作品の特徴である「実らぬ恋」を鮮やかに綴るきっかけになったともいわれています。1894年『大つごもり』を発表し、翌年には『にごりえ』『十三夜』『たけくらべ』などを続けて発表し、名作と評されましたが、1896年に25歳という若さで肺結核が原因で亡くなります。

4.樋口 一葉の掛け軸作品の代表作一覧

  • 大つごもり(1894年)
  • たけくらべ(1895年)
  • ゆく雲(1895年)
  • にごりえ(1895年)
  • 十三夜(1895年)

5.樋口 一葉の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

樋口一葉は類まれなる文才を持っているうえに、達筆であったことも知られています。ドラマや舞台などでも取り上げられ、とても著名な人物ですので、真作で状態が良いものであれば、高値がつく可能性が期待できるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

  • 証明書や鑑定書など、樋口一葉本人の筆跡であると証明できるものはあるか
  • 作品のサイズ
  • 保存状態は良好か(破れ、シミ、ヤケなどの程度)
  • 箱書きなどの付属品は残っているか

6.樋口 一葉の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

 

樋口一葉の作品は、オークションなどで出回ることが少ない品です。同時に、査定を請け負っている業者が一葉の価格相場を公表していないため、その価格帯の詳細は不明となっています。ただ、一葉の作品は人気が高く、高額で買取したいというコレクターは多いでしょう。もし掛け軸をお持ちの方がいれば、ぜひお気軽にお声掛けください。

7.樋口 一葉の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

わずかな期間に、後世に残る名作を書き上げた樋口一葉が入門した中島歌子は、千蔭流の書を嗜んでいました。その門下生の一葉も千蔭流の書を学び、書に関してはかなりの腕前であったようです。和歌が書かれた短冊の中で、珍しくて最も高価な短冊は、樋口一葉の作品だとコレクターからは語られるほどに、その文才・書に高い評価を持つ一葉。肉筆の作品が出ればぜひ購入したいという方も多く、高値で買取されることが予想されます。

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