平松 礼二(ひらまつ れいじ)の作品を高価買取!掛け軸の査定ポイントを徹底解説!

1.平松 礼二の作品を売りたいお客様へ

平松礼二の作品を1度は目にした事がある日本人は、多いのではないでしょうか。群馬を代表する映画や著名な文学作品、あるいは雑誌の表装をも数多く手がけていますし、地球規模で美術界に多大な影響を与えた日本画家でもあるのです。今回は現代日本美術の巨匠平松礼二について、人となりや作品について学んでみます。

このページの目次

2.平松 礼二についての解説

平松礼二は文藝春秋で10年間表装を手掛けた他、後に映画化された数多くの文学作品の表装も手掛けました。愛知大学や劇場のステンドグラスなど、日本画の枠を超えて多彩な技法を駆使した作品が人気です。たびたびテレビ出演もし海外で個展を開くなど、世界をまたにかけて躍動的に活動もしているので、多くの日本人から顔も知られている、現代も活躍中の有名人でもあります。美術賞やメディア関連の表彰もされています。

3.平松 礼二の歴史

1941年東京都中野区に生れ愛知県立旭丘高等学校美術科に進学していますが、在学中に青龍社展へ出品して入選するなど、早々と頭角を表しています。同じ愛知県の法経学部卒業後、美術大学教授や学長を歴任するかたわらで、1979年に第1回中日大賞展で大賞を受賞したのを機に、各種美術賞受賞を繰り返します。個展や美術展もいくつか開催していますが、1991年以降海外でも展示会を開催し注目を集めています。1992年にテレビ出演も果たすなど日本画枠を超えて、幅広い分野での活躍を現在も継続中です。

4.平松 礼二の代表作

  • すすき図・ジャポン
  • 睡蓮咲く
  • 夜桜 風景
  • ハロン湾への路

5.平松 礼二の作品の買取査定ポイント

現代最も有名な日本人の1人なので、その作品が本人によるものであると、証明しなければなりません。作品の枠外に直筆礼二と鉛筆で走り書きされたようなサインと朱印を入れています。作品の比較的見つけやすい枠外にありますので、探してください。額絵なら裏に共シールを見つける事もあります。氏の作品は海外作家にも多大な影響を与えており、かのゴッホから模写されてもいます。海外で展示されている作品で、真作の真偽が不明なものは、プロの鑑定家に依頼するのが賢明です。

代表的な査定ポイント
  • 直筆サイン
  • 印章
  • 共シール

6.平松 礼二の作品の取引相場価格

平松礼二はさすがに現役で活躍中の、著名な人気日本画家という事もあって、ヤフオクなどで取引されている価格相場は、平均15万円と高値です。モネに深く心酔し自宅に、モネの庭まで作ってしまった話は有名ですが、”モネの池 桜”はまさにそれをモチーフにしたものです。699,000円で落札されたのは、数少ない油絵だからでしょうか。サイズは10号(62×75cm)で良品です。路シリーズの1作”梅木不二”は550,000円で落札されました。12号(71.5x86.5cm額付き)の大きさで良品です。似たような作品で3100円で落札された作品は版画です。角に破れも見られます。

7.平松 礼二の作品の買取についてのまとめ

平松礼二作品はリトグラフが多く出回っており6万円以上で取引されていますが、なんといっても高額査定を狙うなら肉筆がお薦めです。実際表装も含めると数100点もの作品を世に出しているので、知名度も抜群です。シリーズものなどレアな作品なら100万円以上落札も夢ではありません。査定を検討してみてください。