甫雪 等禅(ほせつ とうぜん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.甫雪 等禅の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

甫雪等禅は室町時代に活躍した画僧です。雪舟を慕ってその画を学び、水墨画に秀でていたといわれています。宋・元の名画の法をも学んだと伝えられています。室町時代の絵師として名のある人物だけに、買取価格に期待ができるでしょう。

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2.甫雪 等禅の掛け軸作品についての概要

甫雪等禅の画域は広く、山水や人物のほか、観音や達磨、龍虎や蘆雁、花鳥など様々な画を手がけました。作品には水墨画の多彩な技法が駆使されており、雪舟や牧谿を敬慕して画技研鑽に努めたようです。九州を中心に比較的多くの作品を伝えていますが、詳しい伝歴は不明とされています。

3.甫雪 等禅の掛け軸作品の歴史や情報

甫雪等禅の生没年は不明です。出自は肥前松浦(長崎県と佐賀県北部)の人とされていますが、詳細は明らかではありません。京都の臨済宗東福寺の僧で、その活動期については天竜寺妙智院の禅僧・策彦周良(1501年~1579年)賛の『山水図』の存在から、天正7(1579)年以前、16世紀中頃と推定されています。

4.甫雪 等禅の掛け軸作品の代表作一覧

  • 騎牛釈迦図
  • 文殊花鳥図
  • 芦鴨図
  • 鸜鵒図
  • 山水図

5.甫雪 等禅の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

甫雪等禅の作品において査定の重要ポイントはその真贋ですが、見極めに慎重を要する作家の一人です。古筆の極や書付など、真作を裏付けるものがあれば査定価格は高くなるでしょう。また状態や仕立て、画題など、総合的な判断での査定となります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 真作を保証する極や書付などがあるか
  • 甫雪等禅の署名や落款印があるか
  • どのような保存状態か
  • 付属品の欠けはないか
  • 裂や本紙に時代の違和感がないか

6.甫雪 等禅の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

甫雪等禅の作品は時代も古いため非常に希少です。市場に多くは出回っていないため、真作であればかなりの値が付くと思われますが、真贋不確かなものでもネットオークションで80,000円の価格で落札された例がございました。紙本水墨の花鳥図で、サイズは掛け軸全体が172cm×45cm、状態は「古いものの為、経年の傷みが見られます」と説明されていました。

7.甫雪 等禅の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

甫雪等禅についての詳細は不明ですが、室町期の絵画芸術を担った画僧の一人とされています。作品の多くは美術館に収められており、真作の優品であれば高価買取が十分期待できると思われます。もし甫雪等禅の作品をお持ちでしたら、ぜひ一度査定に出してみてはいかがでしょうか。