細川 潤次郎(ほそかわ じゅんじろう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.細川 潤次郎の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
細川潤次郎は幕末の土佐藩藩士です。法制学者、教育者としても知られています。政治的要職としては司法大輔・貴族院副議長位であったものの、法律起草に対する造詣が深く日本の近代法導入の功績に関して高く評価されています。
このページの目次
2.掛け軸作家「細川 潤次郎」についての概要
細川潤次郎(1834年〜1923年)は高知出身、幼名は熊太郎、諱は元(はじめ)、十洲と号しました。藩校で優秀な成績を修め、土佐藩の三奇童の一人と謳われました。兵学・砲術、航海術に加え、中浜万次郎の知遇を得て英語も学びました。
3.掛け軸作家「細川 潤次郎」の生い立ちや歴史
明治維新後、細川潤次郎は法律知識を見込まれて民部省に入りました。1871年にはサンフランシスコ博覧会の視察を目的にアメリカに渡りそのまま留学も経験しました。帰国後は法律起草のエキスパートとしての能力を発揮し、刑法・治罪法・陸海軍刑法・日本海令草案・医事法・薬事法起草の中心人物として活躍しました。教育者としても『古事類苑』の編纂総裁を務めるなど多大な功績を残しています。
4.細川 潤次郎の掛け軸作品の代表作一覧
- 吾園随筆(1886年)
- 茶橋録話(1893年)
- 女教一斑(1896年)
- 十洲全集(1926年)
5.細川 潤次郎の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
細川潤次郎の作品は人気が高いだけに昔から、工芸印刷、手彩色の木版画といった偽物も多いです。鑑定が非常に難しい作家ですが、日本の百貨店や画廊などで目録や証明書付きで購入された作品であれば価値が保証されています。まずは細川潤次郎本人の真作であるかどうかが高額査定において重要です。また保存状態は良いか、制作された年代やタイトルがはっきり分かっているかなどの一般的な骨董品の査定基準ポイントもあてはまります。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 細川潤次郎本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 作者の署名(銘)があるか
- 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
- 素材は何でできているか
- 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)
6.細川 潤次郎の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
細川潤次郎には著書、編書、また英語が堪能であったため訳書が多数ありますが、細川潤次郎の作品が市場に出回ることは稀です。そのため実際の買取相場価格は残念ながら不明となっています。取引相場価格は、保存状態や作品の種類によって大きく変わります。細川潤次郎の真作であることが証明できる作品であれば高値で取引される可能性があります。
7.細川 潤次郎の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
細川潤次郎は土佐の俊才と称され、儒者、英学者、法学者などと多彩な才能を発揮し、幕末史に活躍した人物です。細川潤次郎の作品を売却しようと思っているのなら、真作証明できることはもちろん、作品の保存状態、付属品が揃っていることもあわせて確認しておきましょう。
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