抱亭 五清(ほうてい ごせい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.抱亭 五清の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

抱亭五清は、1835年(天保6年)に生まれ、1801年頃に葛飾北斎に入門し研鑽を積みますが、途中破門されたと伝えられています。はじめは読本の挿絵や摺物を描き、長野県の松本市に移ってからは屏風絵も描きました。現存している作品はパリ国立美術館や千葉市美術館などに所蔵されているなど、歴史的価値のある作家です。

このページの目次

2.抱亭 五清の掛け軸作品についての概要

抱亭五清は葛飾北斎に師事して画法を学びます。はじめは読本の挿絵や摺物を描いており、これは北斎の影響が窺える作品と言われています。抱亭五清は狂歌連「五側」に所属し、狂歌にも親しむ傍ら狂歌絵本を手がけています。松本に移り住んでからは商人の要望に応えて屏風絵を残しており、屏風絵を描いた浮世絵師は珍しいとされています。

3.抱亭 五清の掛け軸作品の歴史や情報

抱亭五清は1835年(天保6年)に生まれました。はじめは江戸の横山町(現在の日本橋横山町)に住み、1818年頃(文化初年頃)に浜松町に移りました。1801年頃(寛政末年から享和の初め頃)に葛飾北斎の門人になります。1807年(文化4年)に立川焉馬が編纂した『市川白猿 追善数珠親玉』には、抱亭五清の最も古い作品とされる『香爐と牡丹』の挿絵が記されています。1810年(文化7年)に五清と改名し、1819年(文政2年)に信濃国松本(現在の長野県松本市)に訪れ、のちに移り住みます。晩年にあたる67歳のときに『美人花生図』を描いています。

4.抱亭 五清の掛け軸作品の代表作一覧

  • 鯉図
  • 藻魚図
  • 富士遠望図屏風
  • 遊女に憧れる女
  • 懐中鏡を見る女図

5.抱亭 五清の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

抱亭五清の真作であることを証明するためには、落款やサイン、保証書などが重要となります。ほかにも仕立てやサイズ、保存状態、画題などもあわせて総合的に評価されますのでご留意ください。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 抱亭五清の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 抱亭五清の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 軸や画の素材は何でできているか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)

6.抱亭 五清の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

抱亭 五清の掛け軸などの作品はネットオークションなどでは真贋不確かなものでも数千円で取引されています。例えば『美人画』という作品で、全体寸縦約175xcm×横約54cm、画寸縦約95cm×横約44cm、「紙本肉筆」、作品状態は「ヨゴレ、イタミあり」とするものが、5,250円で落札されています。

7.抱亭 五清の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

抱亭五清は葛飾北斎の門人で、はじめは読本や摺物を描いたことから北斎の影響が窺えます。抱亭五清の肉筆画は、江戸時代の風俗を捉え、肉筆浮世絵に個性を発揮した作家でした。抱亭五清の作品を所有されている方は、是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。