惟馨 周徳(いけい しゅうとく)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.惟馨 周徳の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

惟馨周徳は室町時代に生きた画僧です。日本における水墨画の大成者・雪舟の有力門人の一人であり、雪舟流を正統に継承した画家とされています。希少性も高く、真作であれば高価買取にも期待できるでしょう。

このページの目次

2.掛け軸作家「惟馨 周徳」についての概要

惟馨周徳は雪舟の画風を受け継ぎ、溌墨法を効果的に用いた山水画に優れています。朱文重廓方印「周徳」が基準印であるとされており、また、真体山水図や礼拝像的な仏画、さらに花鳥画も描き、幅広い画技をもった画人であったことが窺えます。

3.掛け軸作家「惟馨 周徳」の生い立ちや歴史

惟馨周徳の生没年は定かではありません。京都の臨済宗東福寺に住したとされています。天文12(1543)年に没した千林宗桂(大徳寺第85世)が讃した作品が残っていることなどから、おおよその活動時期が推定され、活躍期は16世紀前半と考えられます。雪舟没後は残された周防山口の画房「雲谷庵」を継ぎ、2代目庵主になったとも伝わっています。

4.惟馨 周徳の掛け軸作品の代表作一覧

  • 山水図(1548年)
  • 布袋図
  • 雪景山水図
  • 破墨山水図
  • 達磨図

5.惟馨 周徳の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

惟馨周徳の査定においてその真贋が最も重要視されますが、朱文重廓方印「周徳」という基準印が大きな拠り所とされています。まずはこの印があるかどうかが注目されるでしょう。また作品の由来や書付、極などがあるとよりよい評価が得られます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 保存状態は良好か
  • 惟馨周徳の確かな落款や印であるか
  • 真作を裏付ける書付や極などがあるか
  • どのような仕立てか
  • 由来はないか

6.惟馨 周徳の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

惟馨周徳の作品はネットオークションで、真贋不確かなものでも69,900円の値が付いた例がございました。紙本水墨の人物図で、サイズは掛け軸全体が約197.6cm×59.6cm、本紙が約112cm×52.2cm、状態は「時代によります、経年変化あります。本紙にヤケ・シミ・虫喰イ・剥落箇所・巻シワ・オレ、表具にヤケ・小シミ・巻シワ・オレ」と説明されていました。

7.惟馨 周徳の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

惟馨周徳は雪舟の画房「雲谷庵」を継いだとも目される画僧です。現在も検証が進められている人物だけに、新たな作品の発見が望まれています。もし惟馨周徳の作品がお手元にございましたら、ぜひ一度査定に出されてはいかがでしょうか。