生田 花朝(いくた かちょう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.生田 花朝の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
生田花朝は女流の日本画家で、大阪を題材にした日本画を多く残し、俳句もいくつか残した俳人でもあります。帝国美術院が主催する展覧会、通称帝展にて大阪のお祭りを描いた作品が女性としては初となる特選受賞を果たした日本画家であり評価が高く、高価買取の可能性があります。
このページの目次
2.掛け軸作家「生田 花朝」についての概要
生田花朝は、大阪をこよなく愛し、一生涯大阪の風俗画を残し続けた日本画家で、絵画に自分の全てを捧げました。帝展に9回連続で落選しながらも、大阪の「天神祭」を題材にした作品で女性初の帝展特選受賞を果たした不屈の精神の持ち主でもあります。また、帝展だけでなく、新文展や日展にも出品し積極的に活動しました。
3.掛け軸作家「生田 花朝」の生い立ちや歴史
生田花朝は、大阪生まれの女性画家で、父親は大阪考古学者のパイオニアである生田南水でした。幼い頃から父の教えにより、俳句や漢学、国学を学びます。24歳になると「浪速の絵師」と称された菅楯彦に師事し、本格的に日本画を学び始めます。師の菅楯彦の画風である郷土芸能や民衆風俗題材の絵画の影響を受けつつも、大阪の民衆風俗を描くことにこだわりました。その後に描かれた『浪速天神祭』は落語専門の定席である「天満天神繁昌亭」の緞帳に現在も残されています。
4.生田 花朝の掛け軸作品の代表作一覧
- 浪花天神祭(1926年)
5.生田 花朝の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
生田花朝は、大阪の風物を大和絵のように描き続けた女性画家で、その女性らしい優美な筆使いは評価が高く、高価買取の可能性があります。付属品が揃っている、間違いなく本人の作品であるなどの条件が整えばより確実に高価買取が狙えるでしょう。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 素材は何でできているか
- 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)
- 生田花朝本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 作者の署名(銘)があるか
- 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
6.生田 花朝の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
生田花朝の作品はオークションサイトなどで、真作か定かでないものであれば数千円程度で取引されています。真作であれば、『春露』とするもので、サイズが軸縦200.5cm×横39.5cm、内縦122cm×横27.5cm、状態が「状態は良好ですが、薄いシミはご了承下さい。」とするものが61,000円で取引された実績があります。
7.生田 花朝の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
生田花朝は、帝展で女性として初めての特選受賞を果たした日本画家であり、その評価は高く高価買取の可能性は高いです。生田花朝の作品をお持ちの方は、一度査定に出されてみることをおすすめします。
その他の掛け軸について
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