稲垣 つる女(いながき つるじょ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.稲垣 つる女の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

稲垣つる女は生没年が不詳、字は千齢とする江戸時代中期に大阪で活躍した浮世絵師です。月岡雪鼎の門人となり、作品には月岡派の影響が伺えます。伝記がほとんど残っておらず、作品が唯一の資料となっています。肉筆美人画を得意としており、人形を操る美人画の作品が数点現存しています。

このページの目次

2.稲垣 つる女の掛け軸作品についての概要

稲垣つる女の作品は、出光美術館所蔵に所蔵されている『人形遣図』などがあります。この作品は、若い女性の人形遣いが、虚無僧の人形を操る様を描いています。当時の江戸においては、奥村政信や石川豊信によって人形遣いの姿が描かれており、大阪では師である月岡雪鼎にも作例がみられる題材でした。月岡派の影響が色濃いつる女による『人形遣い』は現存しているもので、少なくとも3点の作例が知られています。

3.稲垣 つる女の掛け軸作品の歴史や情報

稲垣つる女は月岡雪鼎を師事し、1764年〜1772年頃(明和期)という短い期間ですが大阪で活躍していました。師である月岡雪鼎の画風に近い肉筆美人画の作品を数点残しています。つる女は、肉筆美人画に優れた作家で、山崎龍女に並び名声を博しました。略歴は不明で、現存している作品がつる女を知る唯一の資料となっています。作品における筆遣いは師に匹敵する巧さがあると評価されています。

4.稲垣 つる女の掛け軸作品の代表作一覧

  • 人形遣図
  • 人形遣い図
  • 立美人図

5.稲垣 つる女の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

査定にあたっては稲垣つる女の確かな落款や印があることが重要です。また真作を証明できる鑑定書や書付があるとよいでしょう。保存状態やサイズ、仕立てによっても大きく査定金額が変動いたしますのでご留意ください。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 稲垣つる女本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 軸や画の素材は何でできているか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)

6.稲垣 つる女の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

稲垣つる女の掛け軸は、ネットオークションでの取引数が少ないため、稲垣つる女の真作であれば高値の取引が期待できる可能性があります。取引相場価格は、サインや落款が確認できるか、また保存状態は良好かによって大きく査定価格が変動します。もし稲垣つる女作品をお持ちでしたら是非お問い合わせください。

7.稲垣 つる女の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

稲垣つる女の作品は活動期間の短さからも現存数が少ないため、状態の良い作品はとても希少です。つる女の作品は東京国立博物館や出光美術館に所蔵されており、歴史的にも価値があると認められています。つる女の作品を所有されている方は、是非一度査定を検討されることをお勧めします。