猪原 大華(いのはら たいか)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1. 猪原 大華の作品を売りたいお客様へ

独特な花鳥画で知られている猪原大華の作品は高く評価されています。その人となりやどんな作品があるのかを知っておくと、もしもその作品を売ることになった場合に役に立ちますのでこの記事をご覧になってみてください。皆様のお役に立てれば幸いです。

このページの目次

2. 猪原 大華についての解説

猪原大華は広島県出身での日本画家で大正、昭和の時代に活躍しました。得意な画は花鳥で独特な画風と色使いで知られています。写実ではなくもっと崇高なものを目指し、花鳥画の世界をより高いものにする画家として期待されたのです。そのタッチは荒々しい彼独特なもので前の時代にはない新鮮ささえ感じさせられました。花鳥画の世界をリードした画家です。

3. 猪原 大華の歴史

猪原大華は明治30年の1897年2月17日に広島県深安郡八尋村で生まれました。生家は地主農家でしたから割と裕福だったかもしれません。広陵中学校を中退した18歳のころ、大阪に出ました。やがて1918年京都市立絵画専門学校別科に入学し在学中に第3回帝展で初入選しました。その後、1937年京都市立美術工芸学校工芸科正教諭なりましたが、教員の仕事の傍ら画の勉強を続け数々の賞を受賞しています。絵の師匠は土田麦僊や金島桂華などで西村五雲晨鳥社にも入塾しました。昭和55年、82歳で亡くなったのです。

4. 猪原 大華の代表作

  • 白梅

5. 猪原 大華の作品の買取査定ポイント

猪原大華の作品はその独特なタッチを見ると専門家であればすぐにわかるでしょう。けれども確実に本人のものであるかを見極めるために、その確たる証拠として本人の落款やサインなどを見ます。本人のものであると確認できたら、目立った傷やシミなどがないか、付属品などがあるかどうかあるのであればその品の傷み具合はどうか確かめます。その劣化具合で査定額が決まるでしょう。

代表的な査定ポイント
  • 落款や印章で本人確認
  • よれていたりしないか
  • 切れていたりしないか

6. 猪原 大華の作品の取引相場価格

猪原大華の作品は18,000円から19,000円で取引されています。19,000円の作品は「錦秋」で艶やかな紅葉が描かれていて赤や緑といった色を巧みに組み合わせた独特の彩色が見る人の心をとらえるでしょう。絵画サイズはたて約 17.0㎝、横12.0㎝、額のサイズはたて約 25.0㎝、横20.0㎝になっています。保存状態はよく目立った傷などはありません。但し経年によるヨレはありましたが、そんなにひどいものではないです。

7. 猪原 大華の作品の買取についてのまとめ

独特な画風で有名な猪原大華の作品は保存状態次第で高値で取引されています。昭和に活躍している人なので作品はまだ残されているでしょう。もしかしたら、実家や祖父母宅、親せきの家にあるかもしれないと思ったら探してみるとよいです。