伊勢 門水(いせ もんすい)の作品を高価買取!掛け軸の査定ポイントを徹底解説!

1.伊勢 門水の作品を売りたいお客様へ

伊勢門水は、明治から大正時代にかけて日本画家、または狂言師として活躍しました。画法は独学で学び、能楽や狂言を絵にしており、狂言を絵にした狂言画で名を馳せています。

このページの目次

2.伊勢 門水についての解説

本名は水野宇右衛門といい、出身地は尾張国名古屋城下末広町です。家業は朝熊山のモクザを売る店でした。中区南桑名町の大林寺に墓があり、八事大仏山には石碑が建てられています。躍動感とユーモアあふれる画風である狂言画を描いていました。また、当時の祭りに関する絵画も残しており、現代では参考文献として役立てています。

3.伊勢 門水の歴史

伊勢門水は1859年に生まれ、1932年1月15日に74歳で亡くなりました。狂言画を描くことによって、素朴で一流な文字の巧みさに加えて、画の出来も逸品とプロも高く評価するほどの作品を生み出したことによって、掛け軸の世界では名を轟かせています。本人自身も狂言家であったことが起因して、狂言と掛け軸のコラボといったこの作品が生まれたと考えられます。

4.伊勢 門水の代表作

  • 『末広町話』(1909年)
  • 『名古屋祭』(1910年)
  • 『狂言画』(1919年)

5.伊勢 門水の作品の買取査定ポイント

基本は真作であることが、買取査定の重要な点です。これは、本人の作品であるという一番の価値を示しています。本人の作品か模写かで大きく違ってきます。二つ目は、状態が良いことです。いくら古い作品とはいえども、状態が悪くては良いものも価値が下がってしまいます。3つ目は、市場での価値を確認することです。もし、今市場での価値が全然ない作品・作者であったり、見せる人を間違ってしまうと、価値が本来は高いはずなのに間違った価値がつけられてしまいます。4つ目は本人のサインや落款があることです。これはとてもレアなケースなので、価値が跳ね上がります。作品にもそれらしき跡はないか探してみてはいかがでしょうか。

代表的な査定ポイント
  • 真作であること
  • 状態が良いこと
  • 市場での価値を確認すること
  • サインや落款が本物であること

6.伊勢 門水の作品の取引相場価格

伊勢門水の金剛力士観音像という絵が、12.000円で取引されています。本紙の大きさは117cm×30.5cm、総丈は204cm×42.5cmです。真筆ということで、伊勢門水本人が描いたものだと考えられます。また、平均すると、真作は4.000円~5.000円という値段で取引されており、模写は1.000円~3.000円くらいが相場です。

7.伊勢 門水の作品の買取についてのまとめ

扱い方や売り方などによっては、ここに書いてある価格よりもはるかに高い価格で売れることもあるかもしれません。是非試しに買取査定に出してみてはいかがでしょうか。