石川 丈山(いしかわ じょうざん)の作品を高価買取!掛け軸の査定ポイントを徹底解説!

1.石川 丈山の作品を売りたいお客様へ

石川丈山は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活動していた人物です。元々は武将であり、大阪の陣にも参加しています。画家ではなく漢詩人であり、儒学や茶道、書道にも精通していたと言われています。晩年は詩仙堂と呼ばれている家で過ごしていました。

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2.石川 丈山についての解説

石川丈山は文人のイメージがありますが、元は武将です。大阪の陣で活躍したり、徳川家康にかわいがられていた人物としても知られています。建築や茶道にも精通していましたし、漢詩人でもあるため、師を作る才能にもあふれていたと言えるでしょう。晩年には詩仙堂で多くの詩を読み、日本の李白と呼ばれていたのです。とても長生きで、生涯独身を貫いていました。

3.石川 丈山の歴史

石川丈山は安土桃山時代の1583年に三河の国、現在の愛知県安城市で生まれています。最初から漢詩人の道に進んだわけではなく、武士の家に生まれたことから、武将として活躍していました。大阪の陣で活躍し、徳川家康にも重用されていましたが、軍令に違反したために浪人となり、浅野家に仕えています。後に隠居を願い出るが聞き入れられず、脱藩して京都に逃れます。晩年には詩仙堂を建設し、たくさんの詩を読んだと言われているのです。1672年に死亡しますが、満90歳まで生きたので、当時としてはかなりの高齢です。

4.石川 丈山の代表作

  • 杜甫全詩集
  • 覆醤集
  • 遊観音堂
  • 月画賛

5.石川 丈山の作品の買取査定ポイント

石川丈山の作品は、掛け軸でも絵ではなく詩になっています。そのため、シワや擦れなどによって字が見えにくくなってしまった場合、かなり価値が下がってしまうと言えるでしょう。折り目が付いてしまうのもあまりよくありませんので、取り扱いには気を付けないといけません。落としたりすると擦れや折り目の原因になります。

代表的な査定ポイント
  • 擦れて文字が見えにくくなっていないこと
  • シワが付かないようにすること
  • 折り目を付けないこと

6.石川 丈山の作品の取引相場価格

石川丈山の作品は、比較的高価な物が多くなっています。状態が多少悪い物であっても、2万円から3万円ぐらいの根が付くことが多いと言えるでしょう。状態がよければ15万円から17万円ぐらいの根が付くことも珍しくはありませんし、作品によってはもっと高額になることもあるのです。掛け軸のサイズは一般的な物が多く、縦が190センチから210センチ、横が60センチから70センチぐらいが多くなっています。もっと小さな掛け軸もあります。

7.石川 丈山の作品の買取についてのまとめ

石川丈山は、画家ではなく漢詩人です。武家の生まれなので、武将として活躍していた時期もありました。作品も絵ではなく、詩が一般的です。高価な作品が多いので、購入する場合にはある程度まとまったお金が必要になるでしょうし、売る場合には高額になることが多いのです。