石川 柳城(いしかわ りゅうじょう)の作品を高価買取!掛け軸の査定ポイントを徹底解説!

1.石川 柳城の作品を売りたいお客様へ

石川柳城は、明治時代から昭和初期にかけて活動していた人です。尾張の国、現在の名古屋市で生まれたのですが、生地で有名な人物に弟子入りをして、そのまま京都に行って勉強をしていました。南画の泰斗という呼ばれ方をしていることでもわかるように、南画が中心の作品が多くなっています。

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2.石川 柳城についての解説

石川柳城は南画だけではなく、文人画なども好んで作成していたと言われています。最初は京都で文人画を学び、その後台湾にも言っているのです。台湾で南画を学んでいるので、南画の泰斗と呼ばれるようになったのは、ある程度年齢を重ねてからだと言えるでしょう。掛け軸だけではなく、詩や書にも精通していたと言われています。このように石川柳城は文才に秀でた人物だったと言えるでしょう。

3.石川 柳城の歴史

石川柳城は愛知県名古屋市の出身で、明治20年10月に生まれています。このころは江戸時代だったので、まだ故郷の名古屋市は尾張の国と言われていました。この地で中野水竹や吉田稼雲に弟子入りし、京都に渡って文人画の勉強をしていたと言われています。明治29年に台湾へと渡り、さらに南中国などにも言って南画を学んできました。日本に戻ってきた石川柳城は、日本南宗画会を結成し、幹事を務めたのです。昭和2年11月17日、新暦では12月10日に亡くなっています。

4.石川 柳城の代表作

  • 冬河口湖よりの富士
  • 草書七絶
  • 夏山水

5.石川 柳城の作品の買取査定ポイント

石川柳城は江戸時代に生まれ、昭和初期に亡くなっているので、比較的作品も古くなっています。古くなると、どうしても黄ばみやシミなどが出てきてしまうので、できる限り黄ばみやシミができないように注意する必要があります。共箱もあるので、きちんと保管しておくことが大切だと言えるでしょう。共箱の状態もきれいに保っておく必要があります。

代表的な査定ポイント
  • 黄ばんでいる箇所はないか
  • シミになっている箇所はないか
  • 共箱はきれいな状態で残っているか

6.石川 柳城の作品の取引相場価格

石川柳城は文人画や南画以外にも、詩や書を愛していた人物としても知られています。そのため、掛け軸だけではなく、詩を書いた短冊も残っているのです。短冊は千円前後で購入できる場合が多いので、かなり安いと言えるでしょう。サイズも小さく、縦が35センチから40センチ前後、横が7センチから8センチ前後です。掛け軸は数千円から3万円ぐらいまでと、かなり幅が広くなっていて、サイズも大きくなっています。大体縦が200センチから220センチ、横が55センチから65センチぐらいが一般的です。

7.石川 柳城の作品の買取についてのまとめ

石川柳城は文人画や南画の作品がメインですが、詩や書も好きだったため、詩を書いた短冊などもあるのです。後生の指導にも力を入れ、日本南宗画会の幹事も務めたことがあるのです。比較的安価で手に入る作品も多くなっています。