石本 正(いしもと しょう)の作品を高価買取!掛け軸作家の査定ポイントを徹底解説!
1.石本 正の作品を売りたいお客様へ
石本 正は昭和時代に活躍した日本画家で、美術館も作られるなど現代の美術界に多大な功績を残しています。高価買取される掛け軸もあり、独自性溢れる艶美な描き方を支持しているファンもとても多いです。高値がつくこともあるので、査定依頼をしてみるべきでしょう。
このページの目次
2.石本 正についての解説
石本 正は女性の裸身を描いた作品や、鳥などを描いたものがよく知られていて、他の人とはまた違った美しさを求めていた点も特徴です。1950年頃には創造美術の分野に進み、日本だけではなくヨーロッパにも進出し、先進的な美術作品を残しています。自らが作品作りを行うだけではなく、後進を育てるための活動にも尽力しています。絵画教室を開き、絵を描くことの楽しさを積極的に多数の人たちに伝えています。
3.石本 正の歴史
優れた掛け軸も残している石本 正は、1920年に島根県で誕生しています。20歳を過ぎた頃に京都に渡り京都市立絵画専門学校に通うものの戦争のため一時的に絵画の世界から離れます。その後は再び作品作りを行い、代表作のひとつでもある「三人の少女」が展示会で初入選を果たします。その後もコンスタントに作品を残していき、ついには海外の芸術も自らの美術に取り入れます。美しさ溢れる女性や鳥の作品は現在においても存在感を発揮し、1974年には創画会を設立。画家としても教員としても非常に大きな成果を残し、2015年に95歳で亡くなっています。
4.石本 正の代表作
- 三人の少女
- 舞妓立像
- 思い遥かに
- コンドル相愛
- ぼっこう
5.石本 正の作品の買取査定ポイント
石本 正の作品は独特の美を醸し出していることもあり高値がつけられることも多いのですが、買取査定の際に重視されるポイントがいくつかあります。まず重要なのは作品が世間でどのような評価を得ているかという点です。それ以外には、コンディションもかなり重要で、破れや日焼けなどがあれば当然価値は下がってしまいます。石本 正の掛け軸は業者によって査定金額が異なることもあるので、実績のある買取業者を利用すべきでしょう。
代表的な査定ポイント- 世間での評価の高さ
- コンディションの善し悪し
- 実績ある業者に査定を依頼する
6.石本 正の作品の取引相場価格
石本 正の掛け軸はあまり流通していないのですが、稀にネットオークションで見ることができます。石本 正の描いた人物画の掛け軸は、8,500円で落札されています。それほど高額なわけではありませんが、こちらの掛け軸は画寸が50×78cm、画材は紙本になります。多少の日焼けがあるものの全体的な状態は良好で、それ以外には女性が2人描かれた人物画の掛け軸が9,250円で落札されています。
7.石本 正の作品の買取についてのまとめ
若い頃から才能を発揮した石本 正は、若いうちは海外にも出向いて作品作りに没頭したものの、それ以降は後進への指導にも熱心に取り組んでいました。三人の少女をはじめとした美しさを表現する作品は今でも人気があります。石本 正の掛け軸や絵画は作品によっては高額査定されることも珍しくないので、所有している場合には査定依頼を行ってみましょう。
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