石崎 融思(いしざき ゆうし)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.石崎 融思の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

石崎融思は、江戸時代後期の長崎派の絵師です。唐絵目利として、漢画と洋風画を折衷させた写実的洋風画を確立しました。長崎画壇の中心的な存在であったことから、現在においても非常に人気が高く、真作であれば数百万円の値がつく可能性もあります。

このページの目次

2.石崎 融思の掛け軸作品についての概要

石崎融思は長崎漢画や南蘋派の画法に、オランダから伝わった遠近法や陰影法を取り入れ、独自の写実的画風を生み出すことに成功しました。画才に長けており、長崎画壇の中心的な存在であったことが知られています。文化文政期には門人が270余名になり、その中には木下逸雲・鉄翁祖門・三浦梧門らもいます。

3.石崎 融思の掛け軸作品の歴史や情報

石崎融思は、唐絵目利の荒木元融の子として生まれました。父から漢画、洋風画、ガラス絵の絵付け法を教わり、父の師である石崎元徳から洋風画を学びました。石崎元徳の孫の夭折により養子に迎えられ、14歳で唐絵目利見習いとなり、その後に唐絵目利本役に昇進しました。交友のあった田能村竹田に「西洋画に秀でている」と評されていました。1846年に没しています。

4.石崎 融思の掛け軸作品の代表作一覧

  • 大田南畝像(1805年)
  • ブロンホフ家族図(1817年)
  • 長崎港図(1820年)
  • デ・フィレニューフェ夫妻図(1830年)
  • 長崎古今集覧附録名勝図絵(1842年)

5.石崎 融思の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

石崎融思は父元融から西洋画も学んだほか、南蘋画、文人画、浮世絵にも通じ長崎画壇の大御所的存在として知られています。市場価値が高い一方、石崎融思の作品には贋作も多く出回っており、真作であるかどうかが高額査定の大きなポイントとなっています。鑑定書や証明書などがあれば高値が付く可能性が高まるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 希少な作品であるか(欲しがる人が多いほど買取価格はあがります)
  • 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名・落款(らっかん)があるか
  • 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っていれば査定額は上乗せできます)
  • シミ汚れ、欠けなどがなく保存状態は良好か

6.石崎 融思の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

国内のネットオークションにて、石崎融思の掛け軸『阿蘭陀牝象図』は720,000円で取引されています。この作品は絹本着色、西村貞鑑定箱、展覧会図録付という条件でした。保存状態良好、真作保証品であることから高値がつきました。

7.石崎 融思の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

取引相場価格は、保存状態や作品の種類によって大きく変わります。石崎融思の掛け軸作品が市場に出回ることは現在では少なくなっているため、真作であることが立証できればかなりの高値で取引される可能性があります。石崎融思の掛け軸作品の売却をお考えでしたら、一度ご相談ください。