石里 洞秀(いしざと とうしゅう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.石里 洞秀の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

石里洞秀は、1756年(宝暦6年)に生まれた江戸時代中期の画家です。駿河台狩野派三代目の狩野元仙の門人として、画法を学びました。石里家は、福岡藩黒田家のお抱え絵師であり、陸奥国相馬藩窯の田代家とも交流がありました。石里洞秀は後に法橋に叙されています。

このページの目次

2.石里 洞秀の掛け軸作品についての概要

石里 洞秀は初代洞秀の養子で、名跡を継いでいます。1792年(寛政4年)、石里洞秀は黒田家に招かれ、そこで席画を披露しました。また1803年(享和3年)には、幼い藩主だった黒田斉清のために妖怪変化絵巻を描いたことでも知られています。石里洞秀の「駒絵図巻」は、陸奥国相馬藩窯の田代家で、駒焼の絵付の手本として扱われました。

3.石里 洞秀の掛け軸作品の歴史や情報

石里洞秀の本名は美章といい、1756年(宝暦6年)に生まれました。石里家は江戸で暮らし、代々福岡藩黒田家のお抱え絵師として仕えていました。石里家は代々「石里洞秀」という名を継承しており、養子であった美章がその跡を継ぎます。洞秀は、駿河台狩野派三代目の狩野元仙の門人となり、画技の研鑽を積みます。師匠の狩野元仙が亡くなると、その子息であった狩野洞春を教育し、名跡を継がせました。1803年(享和3年)に法橋に叙されています。

4.石里 洞秀の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

由来や書付など、石里洞秀の真作だということを裏付けるものがあれば査定価格は高くなるでしょう。また作品年代、保存状態や仕立て、画題など、総合的な判断での査定となります。作品の取引数が少なく、希少性が高い真作は高値が見込める可能性があります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 石里洞秀の署名(銘)があるか
  • 石里洞秀本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 軸や画の素材は何でできているか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)

5.石里 洞秀の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

石里洞秀の掛け軸などの作品はネットオークションなどでは真贋不確かなものでも数千円程で取引されています。真贋不確かでも、例えば『旭富士昇龍図』という作品で、サイズは不明、「美章落款あり」、作品状態は「キズ、汚れ、しわあり」とするものが、1,400円で落札されています。

6.石里 洞秀の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

石里洞秀を養子として迎えた石里家は、代々福岡黒田藩の御用達絵師で「石里洞秀」の名を継承してきました。洞秀は師の子息だった狩野洞春に画法を授け、その名跡を継がせています。作品が市場にもあまり出回っていないため、真作であれば高値が付く可能性があります。洞秀の作品を所有されている方は是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。