伊東 紅雲(いとう こううん)の作品を高価買取!掛け軸の査定ポイントを徹底解説!

1.伊東 紅雲の作品を売りたいお客様へ

伊東紅雲は明治時代の初期に生まれで、昭和の初期にかけて活躍した人物です。名前は常辰と言います。いろいろな作品を世に送り出した人物でもあるのですが、歴史画を得意としていました。そのため、武将の姿や馬に乗っている武者を描くことが多かったのです。

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2.伊東 紅雲についての解説

伊東紅雲は人物画を描くことが多く、掛け軸も基本的には人物画になっています。侍の姿や馬に乗っている武将のような姿を描くことが多いのも特徴でしょう。若いうちから村田丹陵門に入って勉強を行い、文展にも出品したという経歴があります。しかもその文展では入賞を果たすので、これだけでもすごい人物だということがわかるでしょう。

3.伊東 紅雲の歴史

伊東紅雲は、明治13年の7月13日に生まれました。東京都の出身で、明治27年に本格的な勉強を行うため、村田丹陵門に入ったのです。このときはまだ14歳なので、かなり若いときから勉強をしていたことになります。明治40年には文展に作品を出品し、見事に入選を果たします。その後も大正4年と大正14年にも輝かしい成績を残しているのです。昭和の時代になってもこの快進撃は止まりませんでした。しかし昭和14年の4月2日に亡くなっているのです。

4.伊東 紅雲の代表作

  • 防矢(明治40年)
  • 船出(大正4年)
  • さすらひ船(大正14年)
  • 御元服図(昭和3年)

5.伊東 紅雲の作品の買取査定ポイント

伊東紅雲の作品は掛け軸だけではなく、屏風も存在しています。どちらも歴史画になっているのですが、汚れなどがあると大きく相場が下がってしまうでしょう。保存状態がとても重要になるので、きちんと把握しておく必要があります。ホコリがかぶっている場合には、きちんとホコリを落としておく必要があるでしょう。このときにキズをつけないようにしましょう。

代表的な査定ポイント
  • ホコリはきちんと除去しておく
  • 汚れの付着が無いように注意する
  • キズがない状態であることが重要

6.伊東 紅雲の作品の取引相場価格

伊東紅雲の作品は、高価な物から安価な物まで存在しています。屏風は高い場合が多く、サイズも縦と横の両方とも160センチぐらいの物が多いでしょう。価格は25万円ぐらいが相場なので、かなり高価だということがわかります。屏風は当然縦長になっているのですが、値段は数千円で購入できる物もありますし、数百円で購入できる作品も存在しているのです。逆に2万円近くする作品もあるので、かなり価格に差があることがわかります。

7.伊東 紅雲の作品の買取についてのまとめ

伊東紅雲が描く絵の特徴としては、侍の姿や武将が馬に乗っている姿などを描いている作品が多く、歴史画をメインに文展にも出品し、成果も残している人物です。作品も比較的多いのですが、価格にかなり差があることでも知られています。