巌谷 小波(いわや さざなみ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.巌谷 小波の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

巌谷小波は、明治から大正にかけて活躍した作家、児童文学者、俳人です。医者の道を歩まされるのを拒否して、文学の道を志し、児童文学の分野で業績を残しました。巌谷小波は著名な作家のため、真作であれば高値が期待できるでしょう。

このページの目次

2.掛け軸作家「巌谷 小波」についての概要

巌谷小波は1894~1896年「日本昔噺」、1896~1898年「日本お伽噺」、1899~1908年「世界お伽噺」などを刊行し、『桃太郎』や『花咲爺』など今日知られるお伽話は、巌谷小波によって再生された英雄譚であり、日本近代児童文学の開拓者と評される業績を残しています。

3.掛け軸作家「巌谷 小波」の生い立ちや歴史

巌谷小波は1870年(明治3年)に東京府麴町平河町(現在の千代田区)で生まれました。巖谷家は藩医の家柄でしたが、父の巌谷一六は貴族院議員となり小波は裕福な家庭に育ちました。医者への道を嫌い文学の道を志した小波は、進学を放棄し、1887年(明治20年)文学結社の硯友社に入ります。尾崎紅葉らと親交を深め、この頃『五月鯉』(さつきごい)などの小説を発表します。1891年(明治24年)、児童文学の処女作『こがね丸』を著し、以後は児童文学に専念することになります。

4.巌谷 小波の掛け軸作品の代表作一覧

  • 日本昔噺
  • 日本お伽噺
  • 小波お伽全集

5.巌谷 小波の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

掛け軸の買取は、鑑定が難しいため知識や情報がないと損をしてしまう可能性があります。巌谷小波の作品も例外ではありません。巌谷小波の作品であると証明できることや、傷やシミがない状態であればプラス査定が期待できるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 欠けなどがなく保存状態は良好か(補修せずにそのままお持ちください)
  • 巌谷小波本人の作品かどうか(サインや落款が確認できるか、いつの時代の作品であるか)
  • 掛け軸の付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
  • 素材の質、種類
  • 市場価値はあるか(有名作家の作品なら多少劣化していても高値が付きます)

6.巌谷 小波の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

巌谷 小波の掛け軸作品はネットオークションで、真贋不確かなものでも数万円で取引されています。模写作品でも例えば『蛸図』という作品では、表具寸縦約180cm×横約42.5cm、本紙寸縦約128cm×横約29.5cm、「紙本肉筆」、作品状態は「小さなヤケあり」、付属品として「共箱付き」とするものが、37,500円で落札されています。

7.巌谷 小波の掛け軸作品の買取についてのまとめ

巌谷小波は『桃太郎』や『花咲爺』などを再生し、現在親しまれているお伽話を多数手掛けました。巌谷小波の掛け軸は真作であれば高値が期待できるため、作品を所有されている方は真贋確認も兼ねて、是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。