徐 悲鴻(じょ ひこう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.徐 悲鴻の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
徐悲鴻は、近代中国絵画の代表的な作家の一人です。遠近法など西洋画の手法を取り入れ、中国美術に多大な影響を与えました。また、代表作の一つである馬の絵は切手の図柄なるなどその人気も絶大で、『鞭を放せ』という作品が2007年に約11億円で落札された実績もあり、高値での買取も期待できる作家です。
このページの目次
2.掛け軸作家「徐 悲鴻」についての概要
京都国立博物館に7点もの作品が収蔵されており、ヨーロッパの展覧会で入選するなど、徐悲鴻は、評価も非常に高い作家です。自ら描いた絵を売って必死にお金を貯め日本に留学した苦労人でもありました。中国絵画に西洋の写実主義を導入したうえで、民族色をも鮮やかに表現する独自の画風は、生き生きとした馬や愛くるしい猫の絵などで余すところなく発揮されています。近年、その価値はますます高騰していると言えます。
3.掛け軸作家「徐 悲鴻」の生い立ちや歴史
1895年、徐悲鴻は中国江蘇省に生まれました。父に詩文や書画を学びましたが生活は貧しく、幼い頃から絵を売って生活の糧としていました。上海復旦大学に入学後も独学で技法を学ぶなど、苦学を重ねます。1917年には自費で日本に留学、そして1919年には、奨学金を得て夢だったフランス留学を果たし、1923年『老婆(油絵)』で、ついに展覧会で入選することができたのです。1927年に帰国。その後は、国立北京美術学院の学長に就任するなど、美術教育にも力を注ぎ、多くの後進を育てました。中国の伝統絵画に立体的な視点を取り入れたことで、その息づかいや体温さえ感じられる臨場感あふれる画風は、高く評価されています。1953年に59歳で逝去し、その1年後、北京に徐悲鴻記念館が設立されました。
4.徐 悲鴻の掛け軸作品の代表作一覧
- 田横五百士(1929年)
- 九方皋(1931年)
- 漓江春雨(1937年)
5.徐 悲鴻の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
中国近代絵画の大家とも言える華々しい活躍と抜群の知名度で、市場での徐悲鴻作品のニーズはますます高まっています。真作の作品ともなると、保存状態などの条件はありますが、意外な高値がつく可能性もあります。お手元に作品がありましたら、ぜひ査定に出されることをおすすめいたします。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 作者本人の作品であるか(証明書や鑑定書があとなお良し)
- 作者のサイン(落款)があるかどうか
- 保存状態は良好か(傷やシミ、カビなど汚れがないか)
- 作品の尺はどうか
- 付属品が保管されているか(箱・袋・軸など)
- 装丁がされているか
6.徐 悲鴻の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
徐悲鴻の作品の場合、真作保証がされていない場合であっても、画寸が縦94.5cm、横40cm、作品全体が縦204cm、横54cmの『美人図』という掛け軸が、作品のサイズが中国の掛け軸であることを表す2m以上を満たし、鮮やかな色彩が残っているなど保存状態の良さ、落款と制作日時入の署名など、本人作の信ぴょう性が高いとの判断もあり、92,890円で落札されています。また、肉筆保証済みの『喜鵲図』では、画寸が縦165cm、横45cm、作品全体が縦225cm、横60cmで、作者の落款、署名に加え作品の保存状態の良さ、そして、作家の特徴を表す生き生きとした筆致が素晴らしい作品だったため、160,449円の高値で落札となりました。徐悲鴻作品は、思わぬ高値がつく可能性をおおいに秘めていると言えます。
7.徐 悲鴻の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
近代中国美術を牽引する存在として、記念館ができるほど愛されている徐悲鴻。西洋の技法を取り入れる一方で中国伝統の絵画も尊重し、教育者としても尽力した彼の熱量は、凛とした気迫あふれる作品に見事に結実しています。現在、徐悲鴻の作品を多くの愛好家が探し求めています。
その他の掛け軸について
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