如水 宗淵(じょすい そうえん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.如水 宗淵の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

如水宗淵は秋月等観らとともに雪舟の弟子としてよく知られた存在です。国宝の雪舟筆『破墨山水図』(東京国立博物館蔵)は、明応4 (1495) 年宗淵が帰郷の際、画法伝授の印可状として雪舟が与えたものでした。雪舟の直弟子として名高い人物だけに、高価買取が十分期待できるでしょう。

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2.如水 宗淵の掛け軸作品についての概要

如水宗淵は室町後期に京都や鎌倉で活動した画僧です。如水宗淵の画は雪舟に比べると筆致がやや細く、構成もより柔和とされるところに特徴があります。画題は多様で、その水彩墨には画面に広い自然を包み込むような趣があると評されました。雪舟画風をよく継承したとされています。

3.如水 宗淵の掛け軸作品の歴史や情報

如水宗淵の生没年は不詳です。相模の人で、臨済宗鎌倉円覚寺の蔵主を務める禅僧でした。如水は字、宗淵は法諱です。周防山口へ赴いて雪舟に画法を学び、さらに京都五山を訪ね、6人の高僧に請うて雪舟の『破墨山水図』に題詩を附してもらっています。また京都においては蘭坡景茝に詩作の手ほどきを受けました。明応9(1500)年11月22日付で雪舟が宗淵に送った書状も残っており、二人の間に心温まる交流が続いたことが窺えます。

4.如水 宗淵の掛け軸作品の代表作一覧

  • 跋陀婆羅尊者像
  • 山水図
  • 竹に叭々鳥・蓮に鶺鴒図
  • 黄山谷像

5.如水 宗淵の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

作品の査定において最も重要なポイントは、真作であるかどうかです。非常に古いお品となるため、真贋の見極めには慎重を要します。如水宗淵の作であると証明できる古筆の極や書付などがあるとよいでしょう。またサイズや保存状態なども査定の重要な要素になります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 如水宗淵の確かな落款や印であるか
  • 真作を裏付ける書付や極などがあるか
  • どのような仕立てか
  • 由来はないか
  • 保存状態は良好か
  • 裂や本紙に時代の違和感がないか

6.如水 宗淵の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

如水宗淵の作品はほとんど市場にみることができません。主な作品は美術館など公的機関に多くは収蔵されています。雪舟の画系を受け継いだ直弟子だけに、真作であればかなりの値が付くことは確かと思われます。

7.如水 宗淵の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

如水宗淵は雪舟にとって弟子でもあり、晩年の心の友であったとされています。作品の希少性もあり、真作であれば高値になる可能性もあります。もし如水宗淵の作と思われる作品をお持ちでしたら、ぜひ一度査定に出してみてはいかがでしょうか。