荷田 春満(かだの あずままろ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.荷田 春満の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

荷田春満は、1669年(寛文9年)に京都で生まれた江戸時代中期の国学者、歌人です。初名は信盛、のちに東丸、通称は、斎宮(いつき)と名乗りました。本居宣長、賀茂真淵、平田篤胤とならび国学の四大人(したいじん) と評され、復古神道を提唱するなどの業績を残しました。荷田春満の掛け軸作品はそれほど多くないため、真作であれば高値が期待できるでしょう。

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2.掛け軸作家「荷田 春満」についての概要

荷田春満は『万葉代匠記』などを学び、国家意識を強く持ち古典及び国史を探求した結果、『古事記』、『日本書紀』、『万葉集』や大嘗会の研究の基礎を築き、国学の分野で業績を残しました。主な著書は『万葉集僻案抄』『伊勢物語童子問』『創学校啓』『春葉集』などがありますが、病で倒れたため執筆半ばの未定稿ものが散見されます。

3.掛け軸作家「荷田 春満」の生い立ちや歴史

荷田春満は1669年に京都で神官の子として生まれました。1697年(元禄10年)に妙法院宮尭延法親王(霊元天皇第五皇子)に仕官しましたが、1700年(元禄13年)に大炊御門経光卿に随伴して江戸へ派遣されました。経光卿が帰京した後も春満は江戸に残り、武士達に歌学や神道を教授しました。帰京と江戸下向をしばしば繰り返したのち、1723年(享保8年)に八代将軍の徳川吉宗に招かれ幕臣となります。1727年(享保12年)まで仕えましたが、病にかかり1728年(享保13年)に養子の荷田在満に家督を譲りました。その後1736年(元文元年)に中風にかかり68歳の生涯を閉じました。

4.荷田 春満の掛け軸作品の代表作一覧

  • 万葉集僻案抄
  • 春葉集
  • 創学校啓
  • 伊勢物語童子問

5.荷田 春満の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

荷田春満の真作を保証するものが付いていると査定価格は高くなるでしょう。ほかにも仕立てやサイズ、画題などもあわせて総合的に評価されます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 荷田春満本人の作品かどうか(サインや落款が確認できるか、いつの時代の作品であるか)
  • 欠けなどがなく保存状態は良好か(補修せずにそのままお持ちください)
  • 市場価値はあるか(有名作家の作品なら多少劣化していても高値が付きます)
  • 掛け軸の素材の質、種類
  • 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)

6.荷田 春満の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

荷田春満の掛け軸などの作品はネットオークションなどでは真贋不確かなものでも数千円程度から数万円で取引されています。真贋不確かなもので、例えば画・安江不空、筆・荷田春満の『大人像図』という作品では、表装サイズ縦約198cm×横約45cm、本紙サイズ縦約125cm×横約31cm、「紙本彩色」、「軸先が木」、作品状態は「時代感、折れ、シミあり」とするものが、38,211円で落札されています。

7.荷田 春満の掛け軸作品の買取についてのまとめ

荷田春満は国学を研究し、国学の四大人と評された国学者でした。短冊作品が多く現存していますが、掛け軸作品は少ない為、真作を保証する掛け軸であれば高値が期待できるでしょう。荷田春満の掛け軸作品を所有されている方は、是非一度査定を検討してみてはいかがでしょうか。