海眼 浄光(かいがん じょうこう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.海眼 浄光の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
海眼淨光は、江戸時代中期の黄檗僧、画僧です。南蘋派を広めるきっかけを作った絵師として知られています。海眼淨光は鶴亭という画号を持ち、その名に因んで鶴の絵を多く手がけました。海眼淨光の作品は、精緻な描写と濃厚な色彩、のびやかでこなれた筆遣いが印象的です。
このページの目次
2.掛け軸作家「海眼 浄光」についての概要
海眼淨光(1722年〜1786年)は道号は玄峰、恵達、のち海眼、法諱は淨要、淨光、淨博です。画号は鶴亭が有名ですが、ほかに如是道人、如是主人、米寿翁、白羊山人、南窓翁、墨翁、五字庵などがあります。海眼淨光は長崎に生まれ、早い時期から聖福寺の僧となりました。20歳の頃、岳宗元璋に嗣法しましたが、25歳で僧籍を離れました。
3.掛け軸作家「海眼 浄光」の生い立ちや歴史
海眼淨光は俗人に戻ると、沈南蘋の直弟子である熊斐(ゆうひ)の元で彩色写生風の花鳥画を学びました。宝暦末年頃には大阪で名声を確立し、沈南蘋の花鳥画を広めたという記録が残っています。一方で、禅味のある墨竹図も好んで描いていたとされています。
4.海眼 浄光の掛け軸作品の代表作一覧
- 牡丹綬帯鳥図(1769年)
- 紅白蓮図
- 菊石黄鳥図
5.海眼 浄光の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
掛け軸の買取は、鑑定が難しいため知識や情報がないと損をしてしまう可能性があります。海眼淨光の作品も例外ではありません。まちがいなく海眼淨光の作品であることが証明でき、さらに経年劣化の少ない良好な状態であればプラス査定が期待できるでしょう。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 真贋(本物)かどうか(サインや落款が確認できるか、いつの時代の作品であるか)
- 保存状態は良好か(補修せずにそのままお持ちください)
- 市場価値はあるか(有名作家の作品なら多少劣化していても高値が付きます)
- 掛け軸の素材の質、種類
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
6.海眼 浄光の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
国内のネットオークションで、海眼淨光の作品『水墨蓮之図』が65,000円で落札されました。この作品は201cm×58cm、箱なし、紐なし、シミ虫喰いありの状態で出品されました。経年劣化が見られても、落款から肉筆真作である信憑性が高いため高値がつきました。海眼淨光の作品は気品に満ちた画趣があり人気があるので、海眼淨光の作品をお持ちでしたら一度査定に出されてみることをお勧めします。
7.海眼 浄光の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
特に花卉・墨蘭竹等に秀でた才能を発揮した、海眼淨光。黄檗絵画伝統の奇妙な造形感覚に熊斐から学んだ沈南蘋画風をミックスさせ、あでやかな色彩で独自の絵画世界を築き上げました。海眼淨光の作品はあまり市場に出回らないことから、現在では希少価値の高い画家として注目されています。
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