甲斐莊 楠音(かいのしょう ただおと)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.甲斐莊 楠音の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
甲斐莊楠音は日本画家です。美術系の専門学校を卒業後、画壇に彗星のように現れました。しかし、男色や女装癖などから問題も多く、次第に画壇から離れて映画の世界に入っていきます。溝口健二と関わり、米アカデミー賞の衣装デザイン賞にもノミネートされました。晩年はふたたび絵の世界に戻っています。画風は恐ろしいくらい迫力のある美しさが持ち味でした。
このページの目次
2.掛け軸作家「甲斐莊 楠音」についての概要
甲斐莊楠音は日本画家です。エリート中学に入ったものの挫折して、芸術の世界に入っていきました。画壇に彗星の様にデビューしたものの、徐々に離れていき、映画の世界でデザインや風俗考証家として活躍するようになります。晩年は絵の世界に戻りましたが、昔のような輝きはありませんでした。
3.掛け軸作家「甲斐莊 楠音」の生い立ちや歴史
甲斐莊楠音は1894年に京都に生まれました。日本画家で風俗考証家です。本姓は甲斐荘で、裕福な武士の一族でした。京都市立絵画専門学校を卒業し、「国画創作協会」の第1回展で彗星のように画壇デビューしました。期待の新星となったものの、自身の性癖や女装癖など素行に問題があり、リーダー格の画家ににらまれるようになります。その後、徐々に画壇から離れ、溝口健二に出会ったのを機に、映画の世界に入っていきます。米アカデミー賞の衣装デザイン賞にノミネートされたりしました。溝口の死後は再び絵の世界に戻りました。1978年になくなっています。享年83歳でした。
4.甲斐莊 楠音の掛け軸作品の代表作一覧
- 横櫛(1916年)
- 秋心(1917年)
- 裸婦(1926年)
5.甲斐莊 楠音の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
甲斐莊楠音は評価も高く、人気もあることから高値を呼ぶ作家の一人です。間違いなく甲斐莊楠音の作品であると証明できたり、付属品が揃っていたりすると高額査定が期待できます。その他に保存状態などが良いとさらに高値が期待できる可能性が高くなるでしょう。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 作者の署名・落款(らっかん)があるか
- シミ汚れ、欠けなどがなく保存状態は良好か
- 材の質、種類
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っていれば査定額は上乗せできます)
- 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
6.甲斐莊 楠音の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
甲斐莊楠音の作品は市場に出ている作品が非常に少なく、希少価値があるために高値が期待できる作家の一人です。甲斐莊楠音の場合は人気ゆえ、多少の経年による劣化があっても高い査定結果になる可能性があります。
7.甲斐莊 楠音の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
甲斐莊楠音は優れた日本画家で彗星のようにデビューした期待の新星でした。しかし、性癖や素行などの問題から煙たがれ、映画の世界で活躍しました。作品は市場にほとんど出回っていず、希少価値が高く、高額買取も期待できる作家と言えるでしょう。甲斐莊楠音の作品をお持ちでしたら、ぜひ一度査定に出されることをおすすめします。
その他の掛け軸について
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