梶 喜一（かじ　きいち）の作品を高価買取！掛け軸作家の査定ポイントを徹底解説！

1.梶 喜一の作品を売りたいお客様へ

梶 喜一は昭和を代表する日本画家の一人です。主に戦後の日展を中心に活躍しましたが、「鯉」という作品がきっかけで知名度が高まりました。現在でも人気は高く、様々な作品が高値で取引されています。掛け軸作品をお持ちの方は、ぜひ買取依頼を検討されてみてはいかがでしょうか。

2.梶 喜一についての解説

梶 喜一は繊細で美しい線を描く作風が特徴です。作品のモチーフは様々ですが、そのいずれもが写実的で、古くより続く日本画の画法と近代的な画法が巧みに取り入れられています。しかし、似たような構図・モチーフの作品がほとんど無く、まさに”一点物”と呼ぶにふさわしい作品ばかりです。同じような作品を描かないのは梶 喜一のこだわりと言えるでしょう。

3.梶 喜一の歴史

梶 喜一は1904年に京都府で生まれました。幼い頃から絵に触れており、1915年の帝展で作品が入選しました。16歳の時には都路華香へ師事し、その傍らで、関西美術院の洋画研究所にも通っていたそうです。1924年には京都絵画専門学校へ進学し、日本画について更に知見を深めました。卒業後は本格的に画家として活動を始めますが、梶 喜一の名が広まったのは戦後です。1953年に日展で出品した「鯉」が白寿賞に輝き、10年後の1963年には「牡牛」が特選と白寿賞に選ばれました。以後も日展を中心に活動を続け、1980年に亡くなるまで数多くの名作を生み出しました。

4.梶 喜一の代表作

• 鯉
• 牡牛
• 雛妓
• 宵
• 游影

5.梶 喜一の作品の買取査定ポイント

梶 喜一の作品を売る時は、まずコンディションを確認しておきましょう。ホコリなどが付いていないでしょうか。これらは価値を下げる要因となるため、少ないほうが望ましいといえます。また、購入時に付いていた物をお持ちの場合、捨てずに保管しておきましょう。付属品も査定の対象となっています。ただし掛け軸は基本的に時価ですので、数社に買取査定を依頼すると良いでしょう。

代表的な査定ポイント

• コンディションが重要視される
• 購入時に付いてきたものは捨てずに保管しておく
• 数社に買取査定を依頼する

6.梶 喜一の作品の取引相場価格

ネットオークションでは梶 喜一の様々な作品が出品されており、取引相場は1～4万円ほどになっています。なお大半は絵画作品ですが、掛け軸もいくつか出品されています。例えば鯉が描かれたとある作品は、5万1千円で落札されていました。こちらは共箱が揃っており、作品サイズは縦が41.8cm、横が57.5cmでした。また和服を着た女性が描かれた掛け軸作品に3万6千円の値が付いていました。こちらは真作保証されており、サイズは縦が71cm、横が33.5cmの少し大型の作品でした。

7.梶 喜一の作品の買取についてのまとめ

昭和時代に様々な作品を制作した梶 喜一は、「鯉画の名手」とも評されています。ネットオークションで出品されている作品の多くは鯉がモチーフで、それぞれに数万円の値が付いています。しかし他の作品も比較的高値ですので、もし不要な掛け軸作品をお持ちなら売却を検討してみてはいかがですか。