鹿持 雅澄(かもち まさずみ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.鹿持 雅澄の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

鹿持雅澄は、日本の国学者です。『万葉集古義』の執筆に生涯を捧げ、脱稿後も半世紀にわたり改訂に改訂を重ねました。鹿持雅澄のこの情熱は土佐万葉学の集大成であると共に、国学研究の礎を築きました。

このページの目次

2.掛け軸作家「鹿持 雅澄」についての概要

鹿持雅澄(1791年〜1858年)は名称は藤田、号は山斉または古義軒、別名は柳村愿太です。そのほか、飛鳥井深澄、藤原太郎雅澄と名乗ることもありました。土佐国土佐郡福井村(現在の高知市)に生まれ、17歳の頃から儒学を中村隆蔵に、国学を宮地仲枝に学びました。

3.掛け軸作家「鹿持 雅澄」の生い立ちや歴史

鹿持雅澄は自宅を国学塾古義軒とし子弟の教育にも力を入れ、また藩政にも参加しました。また古典の研究を藩の主宰の下で行い、古義軒の塾を藩校の管理下に置き土佐藩の国学の地位向上に貢献しました。また、この頃から地元の有志と交遊し万葉調の長短歌を詠作するようになり、作歌は『山斎集』にまとめられています。妻の菊子を亡くしてからは追慕の歌を数多く詠んだことでも知られています。

4.鹿持 雅澄の掛け軸作品の代表作一覧

  • 万葉集古義
  • 万葉集品物図絵
  • 南京遺響
  • 万葉集品物解
  • 土左日記地理辨

5.鹿持 雅澄の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

鹿持雅澄は家老の福岡孝則の知遇を得て藩校教授館の写本係となり、生涯にわたり万葉集の研究、著述に力を注ぎました。国学、歌学に優れていた鹿持雅澄の作品は、歴史的価値が高いことからかなりの高額査定が期待できるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 作家名・作品名(掛軸には落款(らっかん)と呼ばれる印鑑やサインがあります)
  • 保存状態(シミや破れのないきれいな状態で保存されていれば、高く買取できます)
  • 大きさ(高さ、横幅をご確認ください)
  • 作品の種類(神仏画、花鳥画、山水画など図柄わかれば、お知らせください)
  • 付属品(掛軸を入れる共箱や鑑定書があれば一緒にお持ちください)

6.鹿持 雅澄の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

国内のネットオークションで、鹿持雅澄の『万葉集古義』51冊一括が5万1千円で取引されました。この作品は大本、木版刷り、奥付あり、題簽一部欠損という条件で出品されていました。鹿持雅澄の作品は種別に関わらずどれも評価が高く、このほか和歌の短冊や掛軸なども高値で落札されています。

7.鹿持 雅澄の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

鹿持雅澄の作品の買取査定ポイントは、真作かどうかにあるといえます。土佐で歌作に勤しむとともに万葉集を軸に古代文化の究明に生涯を捧げた鹿持雅澄の知名度は高く、今でも人気があります。そのため贋作も多く、作品売却の際には真作だと証明できるかどうかが査定額に影響します。保証書や鑑定書などがあれば、高額査定に繋がりやすいでしょう。

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