金井 金洞(かない きんどう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.金井 金洞の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

金井金洞は、幕末の志士で、維新後は明治期の官僚職を歴任しました。幼少の頃から書を能くし、明治書壇の大家として知られています。掛け軸作品は、真贋不確かな作品は数千円から取引されており、真作であれば高値が期待できるでしょう。

このページの目次

2.掛け軸作家「金井 金洞」についての概要

金井金洞は、書をはじめ中沢雪城に学び、次いで幕末の三筆と称された貫名菘翁を師事し、その書風に傾倒しました。金井金洞は明治書壇の有数の大家と評されており、日本書道会、書道奨励会の会長等を歴任しています。筆跡として「高野長英の碑」などの石碑を全国に150基以上残しており、著作は『高山操志』を著しています。

3.掛け軸作家「金井 金洞」の生い立ちや歴史

金井金洞は1833年に上野国佐位郡島村(現在の群馬県伊勢崎市)で、勤皇家で画家だった金井烏洲の四男として生まれました。金井家は新田氏支族岩松氏の流れを汲むとされれる源氏に所縁のある家柄でした。金洞は幼少の頃より文学を好み、書も堪能でした。1867年(慶応3年)、新田義貞の末裔とされる新田満次郎を中心に倒幕の挙兵を企てますが、計画が事前に漏洩して、投獄されてしまいます。大政奉還後解放され、1868年(明治元年)東京府市政局に勤めます。その後太政官少史、権少内史、内閣大書記官を歴任し、1888年(明治21年)に元老院議官に就任します。元老院が廃止後は、1890年(明治23年)に貴族院勅選議員として国政に尽力しました。

4.金井 金洞の掛け軸作品の代表作一覧

  • 高野長英の碑
  • 北条時宗偉功碑
  • 山田方谷遺蹟碑
  • 高山操志

5.金井 金洞の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

高額となる条件としては、金井金洞の真作であるといえるかどうかが重要です。その他では、シミ、シワ、折れなどはないか、印や落款があるか、箱の有無は、作品のサイズはどれくらいかといったことによっても査定結果は変動します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 市場価値はあるか(有名作家の作品なら多少劣化していても高値が付きます)
  • 金井金洞本人の作品かどうか(サインや落款が確認できるか、いつの時代の作品であるか)
  • 欠けなどがなく保存状態は良好か(補修せずにそのままお持ちください)
  • 掛け軸の付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
  • 素材の質、種類

6.金井 金洞の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

金井金洞の掛け軸作品はネットオークションで、真贋不確かなものでも数千円程度から取引されています。模写作品で例えば『二行書』という作品では、表具寸縦約201.5cm×横約45.8cm、本紙寸縦約132.6cm×横約33cm、「紙本肉筆」とするものが、5,500円で落札されています。

7.金井 金洞の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

金井金洞は勤王家で画家の父のもとに生まれ、幼少の頃より書を得意としました。明治期の官僚、政治家であり、書では大家を成しました。ネットオークションでは真作保証とする作品が少ないため、真作であれば高値が期待できるでしょう。金井金洞の掛け軸作品を所有されている方は是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。