狩野 周信(かのう ちかのぶ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1. 狩野 周信の作品を売りたいお客様へ

狩野周信は江戸時代前期から中期にかけて活躍した画家です。狩野常信の長男で朝鮮への贈呈屏風も手掛けています。父の跡を継いで幕府の絵師としても活躍していました。もっとも格式の高い奥絵師の一つである狩野家の絵師でもあります。

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2. 狩野 周信についての解説

狩野周信は江戸時代の前期から中期に活躍をした御用絵師ですが、将軍の寵愛が周信の慢心を生んだとされており書物の中には悪評も残されています。弟子もおり格式高い木挽町狩野家の絵師としても活動をしていましたが、父である常信に比べると筆力が弱くて繊細な絵で見るべきものは少ないという評価をされることもあります。

3. 狩野 周信の歴史

狩野周信は狩野常信の長男として生まれ19歳の時に徳川家綱にお目見えをしています。1713年に常信が亡くなり跡を継ぎ徳川吉宗の絵画指導もしています。木挽町狩野家の3代目として1709年の襖絵政策に参加をし1719年には法眼し中務卿となっています。格式高い奥絵師4家の一つである木挽町狩野家の絵師であることもあり長く将軍からの寵愛を受けてきた反面それが慢心にもつながり悪評も多いですが鳥山石燕、理豊女王といった弟子も輩出しています。

4. 狩野 周信の代表作

  • 龍田図
  • 秋冬花鳥図
  • 美人図

5. 狩野 周信の作品の買取査定ポイント

狩野周信の作品は屏風や掛け軸が多く保管が難しい品物も多くあります。そのため自宅に作品があったとしてもホコリをかぶっていたり汚れていたりすることもあります。作品の状態が悪いと本物でも買取査定額は下がってしまいます。そのため温度変化が少なく湿度もあまり高くない場所で虫がつかないようにして保管して査定前には虫干しをしておくことが望ましいです。

代表的な査定ポイント
  • 絵画に影響する汚れやシミがないか
  • 掛け軸は紐や箱もきれいな状態であるか

6. 狩野 周信の作品の取引相場価格

狩野周信の作品は評価が決して高いとは言えません。そのため掛け軸1本あたりの相場としては3万円から10万円ほどといわれています。あくまでもこれは保管状態が良い場合の査定額であり汚れやシミがついていたリ箱が破損していたリということになればどんどんと評価はマイナスとなってしまいます。自宅で置いたままにしていると状態はどんどんと悪くなります。そのため手放すことを検討しているようであれば早めに査定に出すことが望ましいです。

7. 狩野 周信の作品の買取についてのまとめ

狩野周信の作品は決して高値であるとは言えないですが状態が良ければある程度の金額で買い取ってもらうことができます。自分で簡単に落とせるホコリのような汚れだけは落として査定に行くとそれだけでもプラス評価され査定額の値崩れが防げます。