狩野 清信(かのう きよのぶ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.狩野 清信の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

狩野清信は1641年(寛永18年)に生まれた絵師です。江戸幕府御用絵師だった父の狩野長信に画を学びます。後に初代狩野休円と称し、麻布一本松狩野家を成します。清信は幕府御用達の絵師の職に就き、幕府の絵事に携わりました。

このページの目次

2.狩野 清信の掛け軸作品についての概要

狩野清信の作品は、掛塚の旧廻船問屋・津倉家で『虎と豹』の屏風が現存しています。「清信筆」の文字があることから、当初は鳥居清信の作品と推測されていましたが、のちに狩野清信の作品だっと判明しました。落款と文字との位置関係をヒントに狩野派の「清信」作であることが分かりました。虎の絵は狩野派が得意とする題材であり、狩野元信や永徳、探幽ほど知名度はありませんが、描かれている虎は狩野派らしい画風と評されています。

3.狩野 清信の掛け軸作品の歴史や情報

狩野清信は1641年(寛永18年)に、狩野長信の三男として生まれました。父の狩野長信は安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した狩野派の絵師で、江戸幕府御用絵師の一つだった表絵師・御徒町狩野家などの祖でした。父の初代狩野休伯の名は、兄の昌信が二代目として継承し、清信は初代狩野休円と称することになります。清信は麻布一本松狩野家を興し、幕府御用達の絵師を務めました。没年は諸説あり、1712年(享保2年)の77歳とする説と、1703年(元禄16年)だったという説があります。

4.狩野 清信の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

高額となる条件としては、狩野清信の真作であるといえるかどうかが重要です。その他では、シミ、シワ、折れなどはないか、印や落款があるか、箱の有無は、作品のサイズはどれくらいかといったことによっても査定結果は変動します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 狩野清信の本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)
  • 軸や画の素材は何でできているか

5.狩野 清信の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

狩野清信の掛け軸は、ネットオークションでの取引数が少ないため、狩野清信の真作であれば高値の取引が期待できる可能性があります。取引相場価格は、サインや落款が確認できるか、また保存状態は良好かによって大きく査定価格が変動します。もし狩野清信作品をお持ちでしたら是非お問い合わせください。

6.狩野 清信の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

狩野清信は狩野探幽をはじめとする狩野派の合作『牛馬図』に兄の昌信とともに制作に参加しています。作品の研究資料では清信は奥絵師に次ぐ序列だったことが窺え、江戸初期狩野派の縮図を垣間見ることができます。清信の作品をお持ちの方は、是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。