狩野 惟信(かのう これのぶ)(養川院)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.狩野 惟信の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
狩野惟信は狩野主馬尚信に始まる木挽町家狩野派7代目の絵師です。狩野派の筆法を守って品位高い画を描き、病死が続いた宗家の中橋狩野家に代わり奥絵師四家筆頭の地位を確たるものにしました。大和絵を能くし、温和で穏やかな画風と軽妙な筆致が持ち味とされました。
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2.掛け軸作家「狩野 惟信」についての概要
狩野惟信は木挽町家狩野派7代目を継いだ江戸中期の絵師です。10代将軍徳川家治や老中田沼意次の引き立てを受け、江戸城障壁画や京都御所関係の絵事を多く手がけました。子は木挽町家8代を継いだ狩野栄信で、鍬形蕙斎が門下に座した時期もありました。
3.掛け軸作家「狩野 惟信」の生い立ちや歴史
狩野惟信は1753年に木挽町家狩野派6代狩野栄川典信の長男として生まれました。号は養川(法眼時代)、養川院(法印時代)、玄之斎などがあります。父が築いた地位を順調に受け継ぎ、歴代の狩野派の絵師の中でも異例に早い出世を遂げました。わずか12歳で奥御用を務め、29歳で法眼に叙せられ、更に42歳で法印となっています。
4.狩野 惟信の掛け軸作品の代表作一覧
- 富嶽十二ヶ月図巻
- 鶴亀図
- 龍図
- 十二ヶ月図
5.狩野 惟信の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
狩野惟信の作品は古いお品となるため、真作であっても必ずしも鑑定証が添えられているとは限りません。由来が分かる書付や箱書などがあれば査定額が上がるでしょう。署名には特徴がありますので、専門家の鑑定をお勧めします。ほかにもサイズや画題、状態によっても大きく評価は変わります。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 狩野惟信の署名・落款があるか(号と合わせて養川院惟信と表記されることも多)
- 由来があるか
- 画題はなにか
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
- どのような仕立てか
- 傷み具合はどうか(保存状態が良好であれば評価額が高くなります)
6.狩野 惟信の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
狩野惟信の作品はネットオークションで139,000円で落札された結果がございました。作品は絹本着色の三幅対で、画題は『釈迦三尊像』、サイズは掛軸全体で191cm×51cm、画寸は106cm×41cm、状態は「少しシミ有」と記されていました。
7.狩野 惟信の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
狩野惟信は10代将軍家治の時代、狩野派4家を牽引した木挽家狩野派の筆頭奥絵師でした。狩野惟信の作品をお持ちでしたら、ぜひ一度査定にだしてみることをお勧めいたします。
その他の掛け軸について
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