狩野 昌信(かのう まさのぶ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.狩野 昌信の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
狩野昌信は、1621年(元和7年)江戸幕府御用絵師の狩野長信の長男として生まれます。父の跡を継ぎ二代目狩野休伯と称し、江戸幕府御用達の表絵師の職に就きます。三代将軍家光の御小姓を務めていたいたことでも知られており、作家としては雁を得意としており、雁を中心に作品を残しました。
このページの目次
2.狩野 昌信の掛け軸作品についての概要
狩野昌信は狩野探幽をはじめとする狩野派の合作『牛馬図』に弟の狩野清信とともに参加しています。当時の狩野派で名を馳せていた絵師のほとんどが製作に携わりました。『牛馬図』の研究資料によると、狩野昌信は奥絵師達に次ぐ序列だったことが窺え、江戸初期狩野派の縮図を垣間見ることができます。1682年(天和2年)には、朝鮮に贈呈する屏風を制作しています。
3.狩野 昌信の掛け軸作品の歴史や情報
狩野昌信は1621年(元和7年)に、狩野長信の長男として生まれました。父の狩野長信は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した狩野派の絵師で、江戸幕府御用絵師の一つだった表絵師・御徒町狩野家などの祖でした。昌信は父の跡を受けて下谷御徒士町狩野家を継ぎ、二代目狩野休伯となります。父の画法を受けた狩野昌信は、雁を得意とした作家でした。狩野昌信は、1688年(元禄元年)に68歳で亡くなっています。
4.狩野 昌信の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
狩野昌信の真作を保証する落款やサイン、証明書等があれば査定価格は高くなるでしょう。ほかにも仕立てやサイズ、画題などもあわせて総合的に評価されます。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 狩野昌信の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 狩野昌信の署名(銘)があるか
- 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
- 軸や画の素材は何でできているか
- 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)
6.狩野 昌信の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
狩野昌信の掛け軸などの作品はネットオークションなどでは真贋不確かなものでも数千円程度で取引されています。例えば『武者』という作品で、サイズは全体寸縦約179cm×横約36cm、本紙寸縦約115cm×横約29cm、「肉筆保証」、「紙本掛軸」、「軸先が唐木」、作品状態は「汚れあり」、付属品として「合わせ箱付」とするものが、2,700円で落札されています。
7.狩野 昌信の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
狩野派の歴史は、1590年~1890年(奥室町時代中期から明治時代中期)までの300年間にわたり、日本の絵画史上で最も長く隆盛を誇った流派でした。狩野昌信もその歴史を紡いだ狩野派の作家として作品を残しています。狩野昌信の作品を所有されている方は、是非一度査定を検討してみてはいかがでしょうか。
お手持ちの品物名や作者などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。