狩野 柳雪(かのう りゅうせつ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.狩野 柳雪の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
狩野柳雪は江戸で活躍した狩野派の絵師です。徳川家光・家綱に仕える幕府の御用絵師だった父・狩野大学氏信の跡をを引き継ぎ、京都御所や江戸城本丸及び西ノ丸などで障壁画を制作しました。典雅な大和絵を能くしています。
このページの目次
2.掛け軸作家「狩野 柳雪」についての概要
狩野柳雪は江戸初・中期に活躍した築地小田原町狩野家の画家です。繊細な大和絵を得意とし、代表作の『源氏物語絵巻』は大英博物館に収蔵されています。広い余白に柔らかい筆致もって抒情的な世界を生み出し、探幽が目指した新しい大和絵の世界を描き出しました。
3.掛け軸作家「狩野 柳雪」の生い立ちや歴史
狩野柳雪は1647年、江戸の築地小田原町に生まれました(生年は1646年説もあり)。諱は秀信、号を柳雪・柳雪斎、通称に内匠・外記、号と諱を合わせて狩野柳雪秀信とも呼ばれています。築地小田原町狩野家は狩野松栄の門人だった狩野宗心種永を祖とする狩野派で、表絵師十二家の一つでした。この画系は狩野内匠種信、狩野左近種次、氏信と続き、柳雪はその5代目にあたり、狩野安信や常信が率いる世代の江戸狩野派に属すとされています。
4.狩野 柳雪の掛け軸作品の代表作一覧
- 春日若宮御祭図屏風
- 源氏物語絵巻
- 四季唐子遊図巻
- 能之図
5.狩野 柳雪の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
査定のポイントは真贋にありますが、狩野柳雪の作品は時代が古く、鑑定が難しいとされています。そのため署名や落款などのほか、伝来なども重要視されるでしょう。また、サイズや状態、画題なども判断に大きく関わってきます。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 傷み具合はどうか(保存状態が良好であれば評価額が高くなります)
- 狩野柳雪の署名・落款があるか(別号が多いので要注意です)
- どのような仕立てか
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
- 由来はあるか
- 本紙や裂の時代に不自然さがないか
6.狩野 柳雪の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
狩野柳雪の作品はネットオークションで真贋不確かなものでも56,000円の値が付いた例がございました。絹本着色の双福で、作品名は『鶴図』、サイズは掛軸全体が201cm×52cm、画寸は118cm×41cm、状態は「シミ、折れ有」と表記されていました。
7.狩野 柳雪の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
代表作である『源氏物語絵巻』は大英博物館に収められており、その実力は世界に認められている画家ですので、作品によっては思わぬ高値がつくことも期待できるでしょう。もし狩野柳雪の作品をお持ちでしたら、ぜひ一度査定に出してみることをお勧めいたします。
その他の掛け軸について
お手持ちの品物名や作者などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。