狩野 山雪(かのう さんせつ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1. 狩野 山雪の作品を売りたいお客様へ
家に売りたい日本画や掛軸等の古美術品があり、扱いに困るという方は買取査定を検討しましょう。思った以上に高額査定が出るケースもあります。特に今回紹介する狩野山雪という絵師の作品であれば、相当額が期待できます。
このページの目次
2. 狩野 山雪についての解説
狩野山雪は九州の肥前に生まれ、後に父と大阪に渡り、画才を見出され狩野山楽の元に弟子入りすると、瞬く間に才能を発揮させていきます。30半ばには狩野の性を名乗ったとされ、狩野山雪は孤独を好んだといい、学者としての顔も持つ狩野山雪は絵画史の研究も行います。海外からの人気もあり、コレクターの多い絵師の1人です。
3. 狩野 山雪の歴史
狩野山雪は1590年生まれ、江戸時代初期に活躍した狩野派の画家です。狩野山楽の元で修行を積み、山楽の娘と結婚、婿養子に入り狩野の性を授かります。天球院方丈障壁画を手がけた後には妙心寺や天祥院、東福寺等の名立たる寺の画作を精力的に関わります。京狩野の庇護者である九条家の支援もあり1647年には功績が讃えられ法橋を授かります。晩年は義理の弟である伊織のトラブルに巻き込まれて拘置所に入る羽目になる等不遇な余生を送り、1651年に逝去しました。
4. 狩野 山雪の代表作
- 天球院襖絵 (1631年)
- 繁馬図絵馬(1637年)
- 老梅図襖絵(1647年)
5. 狩野 山雪の作品の買取査定ポイント
狩野山雪の作品は数多く存在し、今も国内外で頻繁に取り引きが行われています。そのため贋作の存在も否めず、狩野山雪の買取査定には日本画、特に狩野派を得意とする専門の買取業者を選ぶことがポイントです。狩野山雪程著名な絵師となると証紙や外箱等の付属品もある可能性が高いため、全て揃えておくようにしましょう。
代表的な査定ポイント- 証紙等のの有無
- 作品のコンディションの良さ
- 外箱や袋等の付属品の有無
6. 狩野 山雪の作品の取引相場価格
狩野山雪の作品の相場価格は人気の有無や状態によって大きく左右されます。例えば「人物図 柿本人麿 紀貫之」という作品には18万円の値がついていますが、京都の天球院が所蔵する「天球院襖絵」は国の重要文化財に指定されていますのでその価値は測りしれません。メトロポリタン美術館やミネアポリス美術館等海外所有の作品も数多く、海外からも注目を集める狩野山雪の作品は、状態が良い程高値がつきますので作品の管理には十分注意しましょう。
7. 狩野 山雪の作品の買取についてのまとめ
数多くの歴史ある寺の障壁画を制作したり狩野派として活躍した狩野山雪は、高額買取される可能性が高い絵師です。まだどこかに眠っている作品がある可能性も否定できませんので、家にそれらしき作品があるという方はすぐに査定に出すことをお勧めします。
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