狩野 時信(かのう ときのぶ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.狩野 時信の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

日本画家史上最大の画派、狩野派における狩野安信の息子、狩野時信。室町から江戸時代にかけて、約400年にもわたり画壇の中心に位置付けられてきた狩野派の一端を担う存在で、 父親より受け継ぎ、奥絵師として江戸幕府の御用絵師になりました。若くして父親より先立ったため、残された作品は多くなく、真作であれば高値の買取が期待できる作家です。

このページの目次

2.掛け軸作家「狩野 時信」についての概要

狩野時信の家系である狩野派は日本の美術史を語る上で欠かせない存在です。宗家を中心として全国各地の門人を持つ狩野派の、中でも格式の高い4家は奥絵師と呼ばれ、旗本と同格の位を授けられていたと言いますから、その格式の高さがうかがえます。時分に合わせて権力者に結びついてきた狩野派の子孫、時信もその例外ではなく、御所や江戸城本丸における障壁画の制作にあたりました。

3.掛け軸作家「狩野 時信」の生い立ちや歴史

狩野派の宗家である狩野貞信に子供がいなかったことから、養子として狩野家に嗣いだ狩野安信を父に持つ狩野時信。1642年生まれ1678年没。父である安信の跡を受け、江戸時代前期の画家として、江戸幕府に仕えました。狩野派はあらゆる種類の絵画を手がけたことでも知られており、奥絵師として活躍した時信の描いた作品は内裏、城郭といった大きなものから掛け軸、扇面といった小さな画面にいたるまで多岐にわたると言われています。

4.狩野 時信の掛け軸作品の代表作一覧

  • 素戔嗚神
  • 稲田姫神
  • 脚摩乳神・手摩乳神

5.狩野 時信の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

室町から江戸にかけての日本画壇を支えた中橋狩野家二世、狩野時信。若干37歳という若さで亡くなった彼の作品は、真贋定かでないものが多く出回っているため、ひとたび真作であることがわかればその高値が期待できます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 作者の署名・落款(らっかん)があるか
  • 狩野時信本人の作であるかどうか(証明書・鑑定書があればお持ちください)
  • 保存状態は良好か(シワ・カケなどが多くないか)
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)
  • 素材は何か

6.狩野 時信の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

狩野時信の作品の取引相場価格は、保存状態、署名・落款の有無などにより大きく変わります。彼の作品は真贋が定められないものも市場に出回っており、そのため真作と断定できるものは希少価値も高く、高値で買取が期待できます。もし作品をお持ちでしたら是非お気軽にお問い合わせください。

7.狩野 時信の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

日本の美術史における最大の画派、狩野派の一端を担った中橋狩野家二世、狩野時信。奥絵師として活躍した彼は、江戸幕府のお墨付き画家として仕えたために、その作品の繊細さもさることながら、権威性も加わり高値での買取が十分に期待できます。真作として定かな作品も多くはないため、もし少しでも狩野時信のものと思われる作品をお持ちでしたら、是非一度査定に出されてみることをお勧めいたします。

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